Home > [J] Applied Linguistics
Saturday, April 2, 2005

Jordan (2004) & Gregg (2005)

Jordan, G. (2004). Explanatory adequacy and theories of second language acquisition. Applied Linguistics, 25, 538-542.

Gregg, K. (2005). A response to Jordan’s (2004) ‘Explanatory Adequacy and Theories of Second Language Acquisition’. Applied Linguistics, 26, 121-124.

Critique とその反論をセットで読む。最近届いた Applied Linguistics の最新号に後者が掲載されていたので、それならとセットで読むことにしました。

SLA 研究が科学であるということ(もしくは科学でありえるかとうい命題)や、科学であるために何が必要かといった議論は、科学論、科学哲学的なアプローチで語られてきています。ハワイで Theory Change in SLA というセミナーを履修したこともあり、関連する文献を読んだこともありますが、今回読んだ2本の内容を批評できるほどの知識は残念ながら持っていません。ただし、研究者として生きていこうと考えるものにとって、研究というものをこういうレベルの視点から見ることがいかに大切かということも痛感しているので、できる限りこういう文献にもあたっていきたいところです。

SLA を「科学的」に研究しようとする場合、theory/theories が持つ役割や、複数の theories があったときにそれのうち片方(もしくは両方)をどのように実証的に否定し、切り捨てていくかについていろいろ考えさせられました。研究というものをメタ的に意識することができるかできないかで、研究の方向性やクオリティにかなり大きな差が生じるのではないかとも感じます。