MacR のインストールから最初の起動

4月10日追記。開発者の今尾さんご自身が MacR のダウンロードサイトを用意してくださったので、そちらのリンクを紹介します。インストール方法等の説明はありませんので当ブログエントリーは残しておきますが、ファイル自体はこちらからダウンロードしてください。

MacR ダウンロードサイト https://sites.google.com/site/casualmacr/

2月23日のLET関西支部メソドロジー研究部会で正式に発表された MacR は、オープンソースの統計解析ソフト R に GUI を装備し、ドラッグ・アンド・ドロップなどを使いながら直感的に統計処理を行うことを目指した Mac OS X 専用のアプリケーションです。 製作者の今尾康裕さん(大阪大学)による正式なサイトが未完成で、マニュアルやチュートリアル的なものも未整備なため、とりあえずインストールをして使えるようになるまでの手順をこちらで紹介します。

  1. R をインストールする。MacR は R がインストールされた状態でしか使えないので、まずは http://www.r-project.org/ に行って R の最新版をインストールします。この記事を執筆している時点での最新版は 2.15.2 でした。R のインストールについては青木繁伸先生(群馬大学)のサイト(http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/begin.html)も参考になります。 R Project website
  2. ダウンロードしたファイル(R-2.15.2.pkg)をダブルクリックすると R のインストールが始まるので、指示に従ってください。
    Screen Shot 2013-02-25 at 3.32.52 PM
  3. 次に MacR をダウンロードします。http://bit.ly/TIiGzsに行き、「ここをクリック」をクリックすると MacRのダウンロードサイトに行き、Download ページで MacR beta をクリックすると MacR.dmg のダウンロードが始まります。
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  4. ダウンロードした MacR.dmg をダブルクリックすると、解凍後フォルダが開きます。MacR(アプリケーション本体)を Applications/アプリケーションフォルダに移動してください。他のフォルダに移動しても動作しないので注意してください。スクリーンショットのように Applications/アプリケーションフォルダにコピーするためのエイリアスも同梱されました。
    Screen Shot 2013-02-25 at 3.33.16 PM
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  5. MacR を起動すると初回に必要な R のライブラリのインストールが自動的に行われます。
  6. MacR で現在できる分析はこちらのスクリーンショットを参考にしてください。 MacR Stats Menu on Twitpic

以上です。MacR にはまだマニュアルがありませんが、Mac らしい使用感を念頭に作られているので、SPSS などの GUI ベースの統計解析ソフトを使ったことがある Mac ユーザならある程度スムーズに使えると思います。 MacRは OS 10.8 と R 2.15.2 で開発されていますが、OS 10.7 でも動くはずとのことです。それより古い OS だと動きませんのでご注意を。 公開されたといはいえ MacR はまだまだ開発中のソフトですから、不具合などの問題があることを前提に使う必要はありますが、不具合を発見したり、「ここはこうなっていると便利」といったコメントがあれば製作者の今尾さんに情報提供すると、修正版を用意してもらえるかもしれません。 今尾さんへの連絡先はこちらのページでご確認を。Twitter をご利用の方は @casualconc 宛でも大丈夫だと思います。 取り急ぎ書いたので情報不足な印象もあると思いますが、まずは使いはじめるところまでのステップをお伝えするため投稿します。

関連情報:

更新情報

  • 4月10日にダウンロードサイトについての情報を加えました。

Office 2008/2011 for Mac でフォント置換の動作が異なる

Windows 用の Office で作ったファイルを Office for Mac で開くとき、Windows にあって Mac にないフォントは自動的に似たフォントに置き換えられるようになっていますが、Office 2008 と 2011 でデフォルトの置き換えフォントが異なるために、2008 と 2011 で同じファイルを開くと見え方が変わってしまうという現象に遭遇しました。

Microsoft のサポートに電話をしながら自分でも色々試してみたのですが、半分自力で対応策を見つけたので備忘録代わりにメモします。Twitter で書こうと思ったら、140字ではとても収まりませんでした。

以下 Word 2011 での作業です。

まず、Mac に存在しないフォントを使ったファイルを開きます。次に「表示」>「互換性チェック」と進みます。

下のようなウィンドウが表示されるので、「フォントが置換されています」を選択し、「説明」欄に表示される「[フォントの置換]ダイアログボックスを開きます」というリンクをクリックします。

次に表示される「フォントの置き換え」ダイアログ(下図参照)で、使用できない(Mac が持っていない)フォントをどのフォントに置き換えるかを設定できます(右下の「代替フォント」を変更する)。

僕がよく使っていた「HGSゴシックM」というフォントは Mac にはなかったんですが、Office 2008 ではこれを自動的に「MS ゴシック」に置き換えていたので、見た目的にもそれほど違和感がありませんでした。ところが、Office 2011 ではなぜか「MS 明朝」に置き換えていたために、2008/2011 の間で見た目が大きく変わってしまったというわけです。

これで一旦設定すると、今後同じフォントは全てここで設定したフォントで置き換えられるようです。原因がわかるまで Office 2008/2011 を共存させていたのですが、これで安心して 2008 を削除できます。

Kindle 3 用に文庫本をスキャンしました

(2011年1月18日に、PDF の余白をカットする方法など追記しました。)

基本的には英語の書籍や PDF の論文を読むために購入した Kindle 3 ですが、せっかくこういう「おもちゃ」を買ったんだからイロイロ試してみたいということで、夏休み中に読もうと思って買った文庫本を1冊解体&スキャンしてみました。

目標はあくまで作業の簡潔化。質にこだわればできることはたくさんあると思いますが、もともと安価で印刷の質のそれほど高くない文庫本を手軽に Kindle で持ち出すことを念頭に置いているため、とりあえずストレスを感じない程度に読めればよしとします。というわけで以下行った作業手順(備忘録)。

  1. 本の裁断。文庫本なので普通のカッターナイフで切っちゃいました。下にゴムの台を敷いて、プラスチックの定規を当てて端から3ミリ程度のところをカッターでギシギシと切っていきます。切り進めるにつれて微妙に(1ミリぐらい?)サイズがずれてきますが気にしない。
  2. スキャン。何年か前に購入して仕事で重宝している ScanSnap S510 に放り込みました。設定は「スーパーファイン、白黒」、サイズはカスタムでほぼ実寸(A6サイズの文庫本の横が少し短くなっているので、102mm×自動にしました)に設定。あとは50枚ぐらいずつフィーダーに乗せて、継続スキャンで1冊分を読み込みます。
  3. スキャンした文書はOCRをせずにそのままPDF形式で保存(ScanSnapのソフトが自動でやってくれます)。OCRはしませんが、微妙に斜めだといやなのでそこだけはスキャンの段階で自動的に調整。

作業はこれだけ。できあがったPDF(ファイル名は日本語でOK)をUSB経由で Kindle 3 の documents フォルダに放り込めばもう読めます。実際に読み始めましたが、文庫本サイズだとPDF化したら6インチ画面にはピッタリです。時々ちょっと縮小された感じのページ(余白の調整がうまくいっていないのかな)が紛れ込んでいるのがちょっと気に入りませんが、読書の妨げにはならない程度。

(2011年1月18日追記)上記の現象を回避するには、スキャンしたPDFの余白をギリギリまでカットしてしまうのが良いようです。Adobe Acrobat (注:Adobe “Reader” ではない)には「トリミング」という機能があり、上下左右の余白についてそれぞれ「何ミリ」といった形で設定することで一気に余白を切り取ってくれます。また、PDF Scissors という無料のソフトを使うと、実際にPDFファイルを見ながら四隅をマウスで調整する形でより直感的にトリミングを行うことが可能です。PDF Scissors は JAVA で動くプログラムです。JAVA Runtime Environment がインストールされていれば Windows でも Mac でも問題なく動作します。

電子インクの技術はたいしたもので、読んでいるうちに「これは紙の本ではない」という事実が意識から消えてなくなります。

(2011年1月18日追記)もし文字が薄いと感じるようなら、Kindle の “AA” キーを押して “Contrast” の設定を default から darker にすると見やすくなります。

ハードカバーの本だと価格的にも厚さ的にもこの方法で電子化するのは躊躇しますが、文庫本ならちょくちょくスキャンして Kindle で読むというのも悪くないですね。

もっとも、この Kindle は研究のために論文や本を読むことを念頭に買ったので、息抜きの読書があまり気軽にできてしまうのは考えものですが。

研究室 PC を Windows から MacOS にしてみて

研究室の iMac は、過去2年間ほぼずっと Windows (Vista) マシンとして機能してきましたが、ここしばらくはずっと MacOS (Snow Leopard) で使用しています。新学期も始まり、授業準備等で MacOS を初めて使ってみての感想です。

授業関係で使うアプリケーションは、Microsoft Office (プリント類は Word、成績管理に Excel、座席表等たまに PowerPoint)がメインで、あとの作業はほとんどウェブブラウザ上で完結します。ブラウザの方は Windows でも Mac でも FireFox を使っているのでほとんど違和感なく使えています。Office は Windows は 2007、Mac は 2008 とそれぞれ最新のモノを使っていますが、メニューその他の配置が全然違うのでまだ作業に手間取ります。ただ、文書のレイアウト等の乱れはほとんどないので、これまでに Windows で作成したプリント類を Mac で修正して印刷といったこともほとんど問題なくできますね。メインでないフォントを使っている場合にはちょっと気をつけないといけませんが。

Mac を使っていてちょっと不便に感じたことが3つほど。ひとつは、Windows の方で差し込み印刷に使った Word 文書が Mac の Office 2008 で開けないこと。開けないというよりクラッシュしてしまいます。マックの方でも差し込み印刷はできるんだとは思いますが、これまでに作ったものを使えないのがザンネン。毎年この時期は学生に Moodle や WordPress の ID を発行したりするので、差し込み印刷を結構使うんですよね。

ふたつ目は Excel が重いこと。履修許可者選抜に Excel を使っていましたが、ファイルを開いたり編集したりするのに Windows のときよりかなり時間がかかります。これは Office 2008 の問題かな。

もうひとつは、これまで使っていた同報メール送信ソフトが使えないこと。発行した ID 等の情報をを、差し込み印刷を使わずにメールで学生に送っちゃうことがあるんですが、今年はそのために Windows でブートし直しました。Mac 用にもきっと似たソフトがあると思うのでそのうち探します。

現在は iMac に BootCamp で Windows 7 を入れて使っていますが、MacOS をメインにするなら VMWare Fusion のような仮想化ソフトを入れて、普段は MacOS で必要なときだけちょっと Windows に切り替える方が便利かもしれません。

もっとも、うちの学部では学生全員にノート PC を購入してもらって Windows の利用をプロモートしている部分もあるので、あんまり MacOS ばかり使うってのもどうかな。

WordPress を 2.8.4 にアップ

新しいバージョンが出たので例によってボタン一つで更新しました。ここに書くのを忘れましたが、この間に一度 2.8.3 にアップグレードもしてました。

念のためデータのバックアップを取った後で、ボタンひとつクリックするだけなので楽ちん。それにしても最近マイナーバージョンアップが盛んですね。

WordPress を 2.8.2. に更新

つ1週間前に 2.8.2. にバージョンアップしたばかりの WordPress ですが、さらに 2.8.2. が出たので昨日更新しました。データのバックアップを取り、プラグインを一旦停止して、Upgrade ボタンを押すだけ。特に問題なくバージョンアップができたようです。

WordPress MU も 2.8.2. が出ているので、こちらも近いうちに更新しようと思います。

Word 2007 で「標準の文字数を使う」設定が保存できない問題への修正パッチ

ここここここで紹介した、Office 2007 SP2 (または KB969604 )のインストールが原因で Word 2007 に生じる不具合(「標準の文字数」で設定している行間の設定がきちんと保存できない現象)について、修正パッチが出ているようなのでインストールしてみました。なおこの情報は、Arus様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

Office の SP2 をインストールした上で不具合が直らないといろいろ面倒なので、今回は KB969604 をインストールした後で修正パッチを入れてみました。OS は Windows XP Home SP3 です(Vista でもたぶん同じだとは思いますがまだ試していません)。

結論から言うと、行間に関する不具合はこちらの修正パッチで無事解消されました。以下インストール手順です。

修正パッチのダウンロードは少々面倒です。まずはこちらのページに行ってあまり上手でない機械翻訳の文章を読み、ページ情報にある「この技術情報に対応する修正プログラムのダウンロードのリスト」をクリックします。次のページでメールアドレス等必要事項を入力して送信します。

入力したアドレスに届くメールを見ると、パッチのダウンロード URL とダウンロードしたファイルのパスワードが書かれています。ファイルをダウンロードして実行(自己解凍)し、途中パスワードをきかれるので届いたものを入れればプログラムが出てきます。そちらを実行することで修正パッチがインストールされました。

今回は Office 2007 SP2 をインストールせずに試してみたので多少限定的な話になりますが、同じ症状でお悩みの方はよろしければお試しください。この件について他に情報がありましたら、コメントにてお知らせいただけるとうれしいです。

あれやこれやと

毎日仕事をする中で、いろんなことについて思うところがほんとにいろいろありますが、それをここで書いても仕方がないだろうということでとどめておきたいと思います。ほんとにもう...

授業と試験が終わった1科目の成績を付け終えました。一昨年は実質参加者が2名だったこの授業も(ハハハ)、今年は20名が履修して13名が生き残り、昨日の期末試験までたどり着いたみんなはそれぞれ頑張ってくれたと思います。国内外の英字新聞や雑誌記事を毎週読宿題として読んできて、しかも講義は全部英語という授業は、うちの学生の多くにはかなり背伸びを強いていますが、がんばった分力が付いていてくれること願うばかりです。

話はかわって、このひとりごとを含め、運用しているブログ構築ソフト(WordPress)を 2.8.1 にバージョンアップしました。実は 2.7.1 から 2.8 に移行する際に場合によっては致命的なトラブルが発生したようですが、幸いうちは無事でした。2.8.1. への移行も特にトラブルなく済みました。あわせて、授業ブログとして運用している WordPress MU も 2.8.1. に更新しました。こちらについては、バージョンアップ後も「2.8.1. に更新しますか?」というメッセージが消えないというバグがありましたが、公式フォーラムを見ながら問題のあるファイルを置き換えて対処。WordPress はとっても使い勝手が良くて、他のソフトに替えようという気に全然なりませんね。

最後にもうひとつ、僕のスケジュール管理の話。授業や会議、学生とのアポイントをきちんと記録して、いつでも見られるようにしておかないと大変なことになります。これまでは、基本的にはウィルコムのスマートフォン(advanced es)に入力し、研究室と自宅のデスクトップとは Outloook に同期していました(Bluetooth を使っていたのでそこそこ便利でした)。これを先週からかなり大胆に改革中です。スケジュールは基本的に Google Calendar で一括管理して、自宅のデスクトップでは Outlook の使用をやめてブラウザ(Firefox or Google Chrome)で直接 Google Calendar を表示することにしました。研究室の方は、データをローカルにバックアップする意味も込めて Outlook を使い Google Calendar Sync を使って定期的に(自動的に)同期しています。Advanced es の方は、標準で装備されている ActiveSync の機能を使い、こちらも Google Calendar と定期的に同期しています(昼間は2時間おき、夜は4時間おきといった風に同期のタイミングを設定できます)。

Google にデータを置くことについてはいろいろ議論がありますが、何しろこの便利さは無視できません。Gmail もあわせれば、文書作成以外のほとんどの作業はブラウザ上でできてしまうので、いろいろソフトを立ち上げることすらありません(文書作成についても Google のアプリを使うことも可能ですが、こちらはまだ Microsoft Office を(不満もありますが)使っています)。Google Calendar の使い勝手も、ブラウザ上で操作しているというよりは普通のソフトと変わらない感じで、慣れてくれば作業もサクサクです。クラウド・コンピューティングなどということばをよく聞きますが、なるほどこういうことかと感心します。

明日は授業がひとつ(でもテスト)、午後は4年生のプレゼンテーションを少しだけ見たあとで会議があって、そのまま教授会になだれ込みます。

思うようにいかない

研究日とは名ばかりの木曜日を過ごしました。朝から会議が一つあり、その後は宿題のチェックやら明日の授業の準備やらに時間を取られました。その合間合間に学内のあれやこれやの業務が舞い込んできたりして、気がつけば夕方を過ぎていました。

先週末に書いた Word 2007 の不具合らしき件について、ここ数日の間にこのブログへのアクセスが増えています。これはきっと同様の問題を抱えている方が他にもいるということだろうと思うのですが、その割にネット上にはまだほとんどこの点についての情報がありません。マイクロソフトに直接掛け合ってみようと思って Windows Update 関係の問い合わせ窓口に連絡したら、「それは Office 2007 の設定に関する問い合わせだから受け付けられません」という(ある意味予想はしていたものの)冷たい返事が...それではということで正規ルートでオフィスのサポートに連絡をしようと思ったら、入力したプロダクトIDは存在しません的なメッセージが出て、問い合わせ窓口にすらたどりつけません。大学のサイトライセンスを受けているので、通常のサポートが受けられないっていうことかな。

生協やシステム室にも一応連絡を入れてありますが、まだ返事はなし。他に打つ手も思いつかないので、しばし現状維持で様子見をすることになりそうです。困ったもんだ。

Word 2007 の不具合?

2009/07/22 追記: この不具合に対して修正パッチが出ているようです。簡単にまとめたのでこちらの投稿をご覧ください。

2009/06/11 さらに追記: まったく同じ問題が SP2 をインストールしないのに起こりました。詳細および対処法はこちらの投稿をご覧ください。

2009/05/15 追記: この件についてマイクロソフトより情報が届きました。続報はこちらの投稿をご覧ください。

ゴールデンウィークの最後2、3日はこの問題に頭を悩まされました。Google で検索しても類似の現象は見つからなかったのですが、記録に残すためにここにも載せておきます。

5月に入って自宅のデスクトップ PC(Windows XP SP3)で Microsoft Word 2007 を使おうとしたところ、これまでに作ってあった文書のレイアウトが乱れることがわかりました。具体的には、文書の行間が広がってしまい、1ページに収まるものが収まらなくなってしまいました。

原因を調べたところ、「ページ設定」の中の「文字数と行数」の既定値が勝手に変更されていることがわかりました。「文字数と行数の指定」の普段の設定値(既定値)は「標準の文字数を使う」にしていたのに、勝手に「行数だけを指定する」に変更されていました。ここで「標準の文字数を使う」に設定を戻してファイルを保存し、もう一度開いてみましたが、再び行間が広い形になってしまい、設定値も「行数だけを指定する」に戻ってしまっていました。

確認のため、「ページ設定」で「標準の文字数を使う」に設定したものを「既定値」として設定し直しましたが、新規文書を作成すると、初期値が「行数だけを指定する」になってしまいます。既定値が保存できないのもおかしいですが、そもそもすでに「標準の文字数を使う」設定で保存された文書を開いたときにも勝手に行数を指定されてしまうのはさらに理解できません。

4月には特に問題なく使えていたことを考えると、4月末から5月の頭にかけて何か変更があったことが考えられます。Windows Update の履歴を確認したところ、Microsoft Office 2007 の SP2 (Service Pack 2) が5月はじめにインストールされていたことが判明しました。別の PC(こちらもWindows XP SP3)で確認したところ、こちらにはまだ Office 2007 SP2 がインストールされておらず、上記問題も発生しませんでした。そこで Office 2007 の SP2 だけのアンインストールを検討しましたが、できないようなので Office 自体をアンインストールし、再度インストールし直しました。すると上記問題は解決し、現在のところとりあえずは通常通り仕事ができています。ただし、Office 2007 SP2 は通常の Windows Update でインストールされてしまうので、設定を手動に変更し、インストールしないように対処しています。同様の現象が Windows Vista を入れた PC 上でも確認されました。こちらについても Office 自体のアンインストール&再インストール作業を行うことで問題は(暫定的に)解決しました。

また、このレイアウトに関する問題は、Word 2007 形式(*.docx)の文書で確認しましたが、同じ文書を Word 2003 までの形式(*.doc)で保存したものではレイアウトの乱れはなかったため、Office 2007 SP2 と Word 2007 のファイル形式の間に何か問題があると考えられます。