JACET北海道2022

このページは、JACET北海道支部2021年度第2回支部研究会(2022/3/8)のワークショップ「英語教育研究でエビデンスを『つくる』:メタ分析、再現性、追試」に関する資料の保管・公開場所です。

投影資料(PDF)ダウンロード

引用文献

  • Griesdale D. E., de Souza, R.J., van Dam, R. M., Heyland, D.K., Cook, D.J., Malhotra, A., Dhaliwal, R., Henderson, W. R., Chittock, D. R., Finfer, S., & Talmor, D. (2009). Intensive insulin therapy and mortality among critically ill patients: A meta-analysis including NICE-SUGAR study data. Canadian Medical Association Journal, 180(8), 821–827. https://doi.org/10.1503/cmaj.090206
  • 竹内理・水本篤 () (2014) 『外国語教育研究ハンドブック:研究手法のより良い理解のために[改訂版]』松柏社
  • 丹後俊郎 (2002) 『メタ・アナリシス入門:エビデンスの統合を目指す統計手法』朝倉書店
  • 松村一志 (2021) 『エビデンスの社会学・証言の消滅と真理の現在』青土社
  • 山田剛史・井上俊哉 () (2012) 『メタ分析入門:心理・教育研究の系統的レビューのために』東京大学出版会
  • 亘理陽一・草薙邦広・寺沢拓敬・浦野研・工藤洋路・酒井英樹 (2021) 『英語教育のエビデンス:これからの英語教育研究のために』研究社

札響新・定期演奏会第8回

札響(札幌交響楽団)の新・定期演奏会第8回がHitaruで開催されました。最初に予定されていた藤倉大さんの「グローリアス・クラウズ」が中止になり、はからずもモーツァルトとベートーヴェンという組み合わせの古典のプログラムに。現代曲を引き継いでの古典という流れに興味があったので残念ですが、事情が事情だけに致し方なし。

指揮は松本宗利音さん。3月で任期が切れる札響指揮者を最後の最後で拝見することができました(秋にはまた帰ってきますが)。

今回のプログラムで一番楽しみにしていたのはホルン協奏曲。僕自身高校までクラリネットを吹いていたので管楽器に愛着がありますが、管楽器の協奏曲はオーケストラのコンサートではなかなかプログラムに乗りません。札響だとフルートのエマニュエル・パユとの共演を見ましたが、あれは何年前でしたっけ。ソリストの調整が難しいと思いますが、今回のように首席奏者をソリストに迎える形で今後もぜひお願いしたいです。

今回のソロは札響首席の山田圭祐さん。いつも凛々しい音を響かせてくれる彼が主役になるのを楽しみにしていました。山田さんのホルンは実に艶やかで伸びやかで、第1楽章の終わりに拍手をしたくなりました。第3楽章では後半のベートーヴェンの予告編みたいな音も聞こえたかな?

後半はベートーヴェンの交響曲第3番。超有名曲ですが、実演に触れるのは初めて。いつも思いますが、ベートーヴェンはホールで聴くと臨場感があります。音の広がりというか奥行きというか、楽器の種類はそれほど多くないのに不思議です。

札響指揮者としての任期を間もなく終える松本宗利音さんは正統派指揮者の雰囲気。今後も共演が予定されていますしまたの機会を楽しみに待ちましょう。

この一年はいろんな席を試していて、今回は前方6列目(1列目は空けてるので実質5列目)。奏者を間近で見られるのが楽しいですが、音のバランス的にはもう少し後ろが好きかな。あと2回は前の方を取ってますが、次のシーズンはまた考えます。

2021年を振り返る


Fujifilm X-E4, Fujinon XF35mm F1.4

去年に引き続き2021年も大変な年になりました。札幌市外に出たのはかろうじて出張が許された4月に一度だけ。それ以外のイベントはすべてオンラインになり、コンピュータとウェブカメラの前で過ごす時間が去年以上に長く感じられる一年でした。2020年には開催自体が中止された学会や研究会の多くがオンラインで再開されましたが、オンラインのイベントは自分にはどうも合わなくて、役員をやっているなどどうしても必要なもの以外はほとんど参加しませんでした。

研究について

去年に引き続き日々生じるさまざまな事案に対応するのでいっぱいいっぱいで、研究については(相変わらず)停滞気味な一年でした。話す仕事はすべてオンラインで、これとかこれとかこれのようにタスク・ベースの言語教育(task-based language teaching: TBLT)に関するものが中心でした。4年前に出た共著書とそれに関わるこれまでの教育実践や学会発表に基づいたもので、これまでの経験を整理するよい機会にはなりましたが、このテーマについてもそろそろ何か新しいことをやらないといけないなと感じています。

書く方については、今年公刊されたのは次の2冊でした:

どちらも基となった原稿を書いたのは随分前のことですが、後者(通称『(黄色)エビ本』)については、ここ数年学会のプロジェクトや科研のグループで一緒にやってきたメンバーでまとめた一冊なので、無事出版できて何よりです。同じ研究社から2015年に出した『はじめての英語教育研究:押さえておきたいコツとポイント』の続編的な位置づけでもあり、英語教育(研究)関係者のみなさんにはぜひセットで読んでいただきたいと願っています。

教育について

教育活動の方もいろいろ大変でした。去年の後期(第2学期)から対面とZoomでの同時接続を併用したいわゆるハイブリッド授業を行ってきましたが(ハイブリッド授業についてはこちらを参照)、これがとにかくしんどくて、しかも教育効率がかなり下がってしまったので、感染状況が落ち着きとワクチン接種状況もよくなった今年の後期からは、一部を除き原則対面授業に戻しました。僕は語学教員で、しかも少人数クラスのみを担当(今年度でいうとひとクラス最大20名)という事情もありますが、対面授業になったことで2019年までの授業内容にだいぶ戻すことができたのではないかと思います(このあたりについては正月休み中に別の記事にまとめる予定です)。それでも一部の授業でハイブリッド対応が続き、感染症対策で配慮しなければならないことも多かったので、授業を行うことのストレスは相当ありました。

今年度の授業は休み明けあと1,2週で終わるので、まずは最後まで無事に終わらせられればと思います。ここ2年間は授業方法ばかりに時間を取られて授業内容について手をつけられなかったので、来年度はいくつかの科目で教科書やシラバスに変更を加えようと考えています。僕の授業を履修するみなさんは乞うご期待。

おわりに

年末の振り返りの記事にはその年に撮った写真を一枚載せています。2020年は一度も海外に行けなかったので前年に撮ったベルギーの写真を使いました。今年も海外はおろか道外にも1回しか行っていないので、仕方なく自宅から歩いていける範囲で撮影した中から一枚選んで載せました。

2022年には学生の海外研修引率で5年ぶりにハワイに行く準備を進めています。実現できるかどうかは今後の感染症の拡大・縮小状況次第ではありますが、来年のこの記事にはハワイ(もしくは他の国)の写真を掲載できることを願いつつ、今年の振り返りを締めくくります。

小山実稚恵ピアノシリーズ第6回

SNSに投稿するにはちょっと長くなったので久しぶりにブログ記事にしました。

今年度も出張が全然ないため、かなりの勢いでコンサートに出かけています。11月は特に多くて全部で5回。オーケストラの演奏会が中心ですが、昨日は久しぶりにピアノのリサイタルでした。

聴いたのは小山実稚恵さんのベートーヴェン・シリーズ第6回目。本来ならこれが最終回ですが、延期になったものがあるため入れ替わりがあるそうです。今回はシューベルトの19番とベートーヴェンの32番という組み合わせ。ともに後期のソナタでしかもハ短調。組み合わせの妙ですね。

 

会場はキタラの小ホール。最初に小山さんご自身による短いレクチャーがあり、ベートーヴェンとシューベルトへの思いを聞きました。

シューベルトのソナタを生で聴くのははじめて。レクチャーでは休符について話されていたので、それについて考えながら聴きました。音のない時間を意識できるのは、空気を感じることのできる生の演奏ならではですね。第2楽章の入りで少し間をとりましたが、それ以外は間断なく次の楽章に進み、集中力の高い演奏でした。

休憩を挟んでベートーヴェン。32番は一番好きなソナタで、実演に触れるのはピレシュの演奏を聴きに大阪まで行って以来。第2楽章の冒頭ではいつも心が揺さぶられます。小山さんの演奏は力強さもあり、祈りのような響きもあり、ピアノ曲というよりもっと大きな音楽を感じました。

アンコールはシューベルトの即興曲作品90-3。ベートーヴェンの終わりを引き継ぐようなやわらかい響きを堪能しました。

このシリーズは、延期になっている第3回目が来年5月28日に開催されるそうで、時間が合えば是非聴きたいと思います。ベートーヴェンの30番とバッハのゴルトベルク変奏曲というこれまた素敵な組み合わせ。

札幌コンサートホールKitaraは中島公園の中にあり、コンサート前は公園を歩くことで心が穏やかになります。自宅から歩いて30分ほどなので、天気が悪くなければちょうど気持ちのよい散歩になります。

今月はコンサートがあと3回。次にキタラに足を運ぶのは23日のバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏会です。これも前から楽しみにしていたもののひとつ。

大阪大学CMEセミナー

このページは、大阪大学マルチリンガル教育センター公開講座英語教育オンラインセミナー「タスク・ベースの英語授業:基本的な考え方とデザイン方法」(2021/08/23)に関する資料の保管・公開場所です。3月に広島修道大学で行ったワークショップとほぼ同内容です。

配布資料

投影資料

引用文献

  • Anderson, N., & McCutcheon, N. (2019). Activities for task-based learning: Integrating a fluency first approach into the ELT classroom. Stuttgart, Germany: DELTA Publishing.
  • Bartlett, N. J. D. (2005). A double shot 2% mocha latte, please, with whip: Service encounters in two coffee shops and at a coffee cart. In M. H. Long (Ed.), Second language needs analysis (pp. 305–343). Cambridge University Press.
  • Dudley-Evans, T., & St John, M. J. (1998). Developments in English for specific purposes: A multi-disciplinary approach. Cambridge University Press.
  • Ellis, R. (2003). Task-based language learning and teaching. Oxford University Press.
  • Ellis, R. (2012). Language teaching research and language pedagogy. Chichester, UK: Wiley-Blackwell.
  • Fukuta, J. (2016). Effects of task repetition on learners’ attention orientation in L2 oral production. Language Teaching Research, 20, 321–340. http://dx.doi.org/10.1177/1362168815570142
  • Heaton, J. (1997). Beginning composition through pictures. Harlow, UK: Longman.
  • 加藤由崇・松村昌紀・Paul Wicking. (). (2020).『コミュニケーション・タスクのアイデアとマテリアル: 教室と世界をつなぐ英語授業のために』東京: 三修社.
  • Long, M. H. (1985). A role for instruction in second language acquisition: Task-based language teaching. In K. Hyltenstam & M. Pienemann (Eds.), Modeling and assessing second language development (pp. 77–99). Clevedon, Avon: Multilingual Matters.
  • Long, M. H. (2005). Methodological issues in learner needs analysis. In M. H. Long (ed.), Second language needs analysis (pp. 19–76). Cambridge University Press.
  • Long, M. (2015).  Second language acquisition and task-based language teaching. Chichester, UK: Wiley-Blackwell.
  • 松村昌紀. (2012). 『タスクを活用した英語授業のデザイン』東京: 大修館.
  • 松村昌紀. (). (2017).『タスク・ベースの英語指導ーTBLTの理解と実践』東京: 大修館.
  • 松村昌紀. (2020). タスクの基礎知識. 加藤由崇・松村昌紀・Paul Wicking. (). 『コミュニケーション・タスクのアイデアとマテリアル: 教室と世界をつなぐ英語授業のために』東京: 三修社.
  • 縄田義直. (2012). ESP の観点からの航空英語教育 (1): カリキュラム・教材作成にあたって. 『航空大学校研究報告』第65, 24–42. Retrieved from: http://www.kouku-dai.ac.jp/kenkyu/R65_03.pdf
  • Robinson, P. (2001). Task complexity, task difficulty, and task production: Exploring interactions in a componential framework. Applied Linguistics, 22, 27–57. https://doi.org/10.1093/applin/22.1.27
  • 塩川春彦. (2012). ビジネス英文メール入門: 解説と演習. [Kindle] Retrieved from: https://www.amazon.co.jp/dp/B0155VGNKO/
  • 浦野研. (2017). 大学での英語指導の考え方と工夫. 松村昌紀. (). 『タスク・ベースの英語指導ーTBLTの理解と実践』東京: 大修館.
  • West, R. (1994). Needs analysis in language teaching. Language Teaching, 27, 1–19. https://doi.org/10.1017/S0261444800007527

ハイブリッド授業事例報告 (1)

注:商品画像を借りるためにアマゾンのリンクを張りましたが、なぜかKindleへのリンクを張ったような挙動になってしまいリンクが使えません。お手数ですが各自おググりください。

2021年度の授業が間もなく始まります。僕の勤務先では教室定員の1/3以内に収まる授業については対面で、そうでない場合には非対面で実施することになっているので、最大でもひとクラス20名の僕はすべて対面で実施することになります。

昨年度第2学期(後期)も同じ方針だったため、僕はひと足早く対面に戻っていましたが、健康に不安を抱える学生や感染者の濃厚接触者として自宅待機を求められた学生などのために一部の授業をハイブリッド(ハイフレックス)形式で教えました。今学期も同じようなことが起こる可能性も十分あるので、ここで一度自分のやり方を整理しておきたいと思います。

教育環境

僕が担当しているのは、全学共通教育と経営学部の英語科目が中心で、その他にゼミがあります。基本的にすべて少人数の演習科目で、昨年度後期は最大で20名、最小で1名(4年生のゼミ)という感じでした。この記事で紹介するのはそのうちハイブリッド形式で行った英語の授業の様子です。

僕の授業はペアワークやグループワークが中心です。僕が前に立って話すのは活動の指示を出すときとクラス全体へのフィードバック、それとごくたまになんらかの解説をするときぐらいです(あ、他に雑談もあります)。ということで僕の行ったハイブリッド授業は講義中心の科目のそれとはだいぶ様子が異なるということをご理解ください。

僕が使った教室は、教卓にPCが1台設置され、プロジェクタおよびスクリーン、それにスピーカーが備え付けられています。教卓PCは有線で学内LANにつながっていて、その他に教員が利用できる無線LAN(Wi-Fi)があります。

昨年度は前期が丸々オンライン授業になったため、後期の始まる段階で学生たちは自宅でリアルタイムなオンライン授業を受ける環境をすでに確保できていました。具体的には、PCを利用したZoomへのアクセスと、Google ClassroomやGoogle Docs、それにGmailなどが利用できる環境です。Google ClassroomにはPCだけでなくスマートフォンからもアクセスできるようにして、教室での授業でもプリント類はスマートフォンで撮影してGoogle Classroomに提出するといったこともしていたので、同じことが自宅でもできる状態でした。

追加で持ち込んだ機材

ハイブリッド形式の授業に毎回持ち込むので、できるだけ機材は少なくコンパクトにということを心がけました。ハイブリッドのために用意したのは以下の4つです:

  1. MacBook
  2. MacBookを他の機器と接続するハブ
  3. ウェブカメラと三脚
  4. USBマイク(Blue Yeti)

1. MacBook

Zoom用です。USBハブがつながればなんでもよいのですが、メインとしては引退して出張用になっていた12インチMacBookを流用しました。軽くて薄いので教室に持っていくにはちょうどよいです。

2. USBハブ

MacBookにはUSB-C入力が1つあるだけなので、拡張する必要があります。携帯性を重視して外部電源を必要としないものを使っています。純正のものはありませんし、Appleがおすすめしているのはお高いのでSelore & S-Global社の10-in-1のものを買いました。プロジェクタに接続するためのHDMIとVGAがあって、USB3.0も3つまで挿せるので僕の用途にはちょうどよいです。複数の教室で使っていますが、HDMIの相性も問題ないです。

3. ウェブカメラと三脚

MacBookにはマイクもカメラも内蔵されていますが、後述する理由で長いケーブルを使って自由に移動させたいので外付け(USB接続)のものを使います。昨年は新型コロナ対策でリモート会議が盛んになり、ウェブカメラの入手が困難ですが、そんな中で最初に手に入れることができたのがロジクールのC922nでした。コンパクトで画質もよいですし、(授業では使いませんが)内蔵マイクの性能も悪くないので気に入ってます。

教室内でこれを自由に使うには、コンパクトな三脚が必要になります。机の上に置いて使うのでそれほど高さは必要ありませんが、ある程度の安定感と角度調整が柔軟なことが求められます。僕が使っているのはManfrottoのPIXIというミニ三脚とハクバの延長ポールHCS-2の組み合わせですが、はっきり言って最高です。

Manfrottoのミニ三脚は元々持っていたものを転用したのですが、とても良いのでもう1つ買い足しました。コンパクトなのにある程度重さがあって安定することと、雲台がとても優秀なところが気に入ってます。写真の赤いボタンを押している間雲台が自由に動くのですが、ボタンを離すとその位置でカッチリ固定されて動きません。これはたとえばC922nにおまけで付いてきた三脚とは全然違うところです。

ミニ三脚だけでは高さが足りないので延長ポールも用意しました。ハクバのものは値段も手頃で高さ調整も柔軟で気に入ってます。

以上3点を組み合わせるとこんな感じになります。ケーブルを引っ張らない限りはしっかり固定されて安定しています。

4. USBマイク

カメラと同様、マイクについても長いケーブルで移動させられるものを用意しました。僕が使ったマイクはBlueのYetiですが、これは自分の声を録音するために数年前に買ったものが手もとにあったからです。正直かなり大きくて重いので持ち運びにはおすすめできません。最近になって小型版のYeti nanoを購入したので、今学期はこちらを使うと思います。

僕の授業で使うマイクに必要な条件は、(1) ある程度きれいに声を拾ってくれることと、(2) 指向性の切り替えができることです。(1) はわかると思いますが、演習タイプのハイブリッド授業では (2) も重要になります。具体的には、単一指向(マイクの正面の音のみを拾う)と無指向(全方向の音を拾う)の切り替えができることが重要で、YetiもYeti nanoもこの条件を満たしています(そして音質もよいです)。実際の使い方は次の記事で紹介する予定です。

全部揃うと写真のようになります。ケーブルがごちゃごちゃしていますが、4点セットでA4サイズの手提げかばんに収まります。

機材紹介だけで随分長くなってしまったので今回はここまで。次回はハイブリッド授業での使い方を紹介します。

広島修道大学人文学部英語英文学科主催ワークショップ

このページは、広島修道大学人文学部英語英文学科主催ワークショップ 「英語の授業をタスクで組み立てる」(2021/03/13)に関する資料の保管・公開場所です。

配布資料

投影資料

引用文献

  • Anderson, N., & McCutcheon, N. (2019). Activities for task-based learning: Integrating a fluency first approach into the ELT classroom. Stuttgart, Germany: DELTA Publishing.
  • Bartlett, N. J. D. (2005). A double shot 2% mocha latte, please, with whip: Service encounters in two coffee shops and at a coffee cart. In M. H. Long (Ed.), Second language needs analysis (pp. 305–343). Cambridge University Press.
  • Dudley-Evans, T., & St John, M. J. (1998). Developments in English for specific purposes: A multi-disciplinary approach. Cambridge University Press.
  • Ellis, R. (2003). Task-based language learning and teaching. Oxford University Press.
  • Ellis, R. (2012). Language teaching research and language pedagogy. Chichester, UK: Wiley-Blackwell.
  • Fukuta, J. (2016). Effects of task repetition on learners’ attention orientation in L2 oral production. Language Teaching Research, 20, 321–340. http://dx.doi.org/10.1177/1362168815570142
  • Heaton, J. (1997). Beginning composition through pictures. Harlow, UK: Longman.
  • 加藤由崇・松村昌紀・Paul Wicking. (). (2020).『コミュニケーション・タスクのアイデアとマテリアル: 教室と世界をつなぐ英語授業のために』東京: 三修社. 
  • Long, M. H. (1985). A role for instruction in second language acquisition: Task-based language teaching. In K. Hyltenstam & M. Pienemann (Eds.), Modeling and assessing second language development (pp. 77–99). Clevedon, Avon: Multilingual Matters.
  • Long, M. H. (2005). Methodological issues in learner needs analysis. In M. H. Long (ed.), Second language needs analysis (pp. 19–76). Cambridge University Press.
  • Long, M. (2015).  Second language acquisition and task-based language teaching. Chichester, UK: Wiley-Blackwell. 
  • 松村昌紀. (2012). 『タスクを活用した英語授業のデザイン』東京: 大修館.
  • 松村昌紀. (). (2017).『タスク・ベースの英語指導ーTBLTの理解と実践』東京: 大修館.
  • 松村昌紀. (2020). タスクの基礎知識. 加藤由崇・松村昌紀・Paul Wicking. (). 『コミュニケーション・タスクのアイデアとマテリアル: 教室と世界をつなぐ英語授業のために』東京: 三修社. 
  • 縄田義直. (2012). ESP の観点からの航空英語教育 (1): カリキュラム・教材作成にあたって. 『航空大学校研究報告』第65, 24–42. Retrieved from: http://www.kouku-dai.ac.jp/kenkyu/R65_03.pdf
  • Robinson, P. (2001). Task complexity, task difficulty, and task production: Exploring interactions in a componential framework. Applied Linguistics, 22, 27–57. https://doi.org/10.1093/applin/22.1.27
  • 塩川春彦. (2012). ビジネス英文メール入門: 解説と演習. [Kindle] Retrieved from: https://www.amazon.co.jp/dp/B0155VGNKO/
  • 浦野研. (2017). 大学での英語指導の考え方と工夫. 松村昌紀. (). 『タスク・ベースの英語指導ーTBLTの理解と実践』東京: 大修館.
  • West, R. (1994). Needs analysis in language teaching. Language Teaching, 27, 1–19.

ESP Symposium at Hiroshima University

This page is for the presentation by Ken Urano at the online symposium titled English for Specific Purposes: Emerging Challenges and Possibilities in Higher Education on March 5, 2021, hosted by the Institute for Foreign Language Research and Education, Hiroshima University.

Title:

Designing task-based ESP syllabi: Two cases from an English for business purposes program

Abstract:

Even though the number of people who actually use English in their lives is rather small in Japan, there is a certain demand for training of English for Specific Purposes (ESP) in such fields as engineering, medicine, and business, where communication in English is sometimes unavoidable. An increasing number of universities are offering ESP courses to accommodate the future needs of their students. One way to design an ESP course is to adopt task-based language teaching (TBLT). TBLT is a goal-oriented approach to language teaching, and is therefore compatible with ESP, which is by definition goal-oriented.

In this talk, I will report on an ongoing attempt to design and implement task-based syllabi at my workplace, where students learn English for business purposes. I will first introduce theoretical and empirical bases for task-based syllabus design, and show the actual process of syllabus and material design for two of the business English courses I teach, one for business email writing and the other for business presentation.

Presentation Slides [PDF] (7.2MB)

References:

  • Ellis, R. (2003). Task-based language learning and teaching. Oxford University Press.
  • Ellis, R. (2012). Language teaching research and language pedagogy. Chichester, UK: Wiley-Blackwell.
  • Fukuta, J. (2016). Effects of task repetition on learners’ attention orientation in L2 oral production. Language Teaching Research, 20, 321–340. http://dx.doi.org/10.1177/1362168815570142
  • Heaton, J. (1997). Beginning composition through pictures. Harlow, UK: Longman.
  • Long, M. H. (1985). A role for instruction in second language acquisition: Task-based language teaching. In K. Hyltenstam & M. Pienemann (Eds.), Modeling and assessing second language development (pp. 77–99). Clevedon, Avon: Multilingual Matters.
  • Long, M. H. (2005). Methodological issues in learner needs analysis. In M. H. Long (ed.), Second language needs analysis (pp. 19–76). Cambridge University Press.
  • Long, M. (2015). Second language acquisition and task-based language teaching. Chichester, UK: Wiley-Blackwell. 
  • Naito, H., Yoshida, M., Iida, M., Miura, H., Sakabe, T., Shibata, A., et al. (2007). Hokkaido-no sangyokai-niokeru Eigo-no niizu. [The needs of the English language in the industries in Hokkaido.] Kitahiroshima: JACET ESP Hokkaido.
  • Robinson, P. (2001). Task complexity, task difficulty, and task production: Exploring interactions in a componential framework. Applied Linguistics, 22, 27–57. https://doi.org/10.1093/applin/22.1.27
  • Shiokawa, H. (2012). Bijinesu eibun meru nyumon: Kaisetsu toeEnshu. [Introduction to English business email: Explanation and practice. [Kindle] Retrieved from: https://www.amazon.co.jp/dp/B0155VGNKO/

タコのポテトサラダ

ものすごく久しぶりにレシピを紹介します。

飲みに出かけたとき、ポテトサラダがあるとよく注文します。店ごとに個性があるのが楽しいですよね。ということで、自分オリジナルのポテトサラダを作りたくて試行錯誤。大体形になったのでみなさんにもおすそ分け。

最初に参考にしたのがこちらのタコとジャガイモのサラダです。このままでもとてもおいしいのですが、いわゆるポテトサラダに寄せるためにアレンジを加えました。

タコとジャガイモのサラダ

作り方は大きく3つのステップに分かれます。

  1. ジャガイモを茹でる。
  2. タコのアヒージョを作る。
  3. 1と2を混ぜ合わせ、卵黄を加える。

およその分量は最後に紹介します。

1. ジャガイモを茹でる。

  • 皮をむいて乱切りにして茹でます。皮ごと茹でた方がよいらしいですが、こちらの方が手軽です。
  • 好みの柔らかさになったら水を切り、鍋に戻して粉吹きにする。

2. タコのアヒージョを作る。

  • タコを好みの大きさに切る。気持ち小さめにした方が味の馴染みと食べやすさ的に良さそうです。
  • みじん切りのニンニクをオリーブオイルで温め、香りを移す。
  • タコを入れて弱火で煮る。オイルはマヨネーズの一部分的位置づけなのでたっぷり目で。
  • タコの風味がオイルに移り、そのまま料理として食べられるようになったら最後にレモンを搾り入れる。

3. 1と2を混ぜ合わせ、卵黄を加える。

  • ジャガイモの鍋に熱々のタコのアヒージョをオイルごと投入。フォークでイモを潰しながら全体を和える。イモの食感が残っても、しっかり潰してねっとりした感じにしてもOKです。
  • 卵黄を入れてよく混ぜる。熱すぎると固まっちゃうので注意。
  • 塩胡椒で味を調整。フレッシュなハーブを入れるとおいしいです。パセリでもいいけど、個人的にはジャガイモとディルの組み合わせがおすすめ。

以上です。意識したのは鍋の中でのマヨネーズの再構築。オイル・酢(レモン果汁)・卵黄と、マヨネーズの主原料が入っています。

温かくてもおいしいですし、冷やして食べてもOKです。

材料(適当です)

  • ジャガイモ2個(北あかりが好きです)
  • タコ150g
  • ニンニク1かけ
  • オリーブオイル大さじ4
  • レモン1/2個
  • 卵黄1個
  • ディル適量
  • 塩胡椒少々

Zoom用マイクの音比較

オンライン授業や会議に明け暮れた2020年度ですが、来年度もZoomの出番は多そうです。ここから先オンライン講演の依頼なども入っているので、このタイミングで手もとにあるマイクの比較をしてみようと思います。

今回比較するのはこちらの5つです。簡単な紹介のほか、比較のために録音したサンプルも載せておきます。

  1. Logicool StreamCam
  2. Zoom H1n
  3. Blue Yeti nano
  4. RØDE Lavalier GO (w/ Wireless GO)
  5. RØDE Wireless GO

1. Logicool StreamCam

普段使っているウェブカメラです(この他に同じロジクールのC922nも併用しています)が、最近はずっとこちらに内蔵されたマイクを使っていました。最初のころは別途マイクを使っていましたが、カメラとマイクがセットになっているとケーブルがスッキリするし、音質もそこそこよいという理由です。

Zoomで使っている分には十分な音質だと思いますが、マイクとが距離もあるため周囲の環境音を広いがちかもしれません。

https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/streamcam

 

 

2. Zoom H1n

マイクというよりハンディ・レコーダーですね。写真のように立派なステレオマイクがついたポータブル録音機なのですが、USBケーブルを接続することでバスパワーの外部マイクとしても利用可能です。

ウェブカメラ内蔵のマイクと比べればかなりクリアな音質だと思います。最初に試したときは他のマイクより音量が小さかったので、以下のサンプルでは手動のダイヤルを最大値(10)にして収録しました。

https://zoomcorp.com/ja/jp/handheld-recorders/handheld-recorders/h1n-handy-recorder/

 

3. Blue Yeti nano

数年前に Blue Yeti を購入して以来愛用してきました。今年度も教室でハイブリッド(ハイフレックス)授業を行うときにはこのマイクを持ち込んでいましたが、かなり重くてかさばるのでコンパクトな nano を最近入手しました。

初代 Yeti よりはかなりコンパクトですが、ずっしりして安定感があります。音質もクリアで満足です。

https://www.bluemic.com/ja-jp/products/yeti-nano/

 

4. RØDE Lavalier GO (w/ Wireless GO)

こちらはいわゆるピンマイクで、襟元に取り付けます。3.5mmジャックがついているので直接接続することもできますが、PCにつなぐ場合にはTRS-TRRS変換アダプター(純正品だとSC4)が必要なので要注意です。

次に紹介する Wireless GO の子機に挿して使うことで、ワイヤレスで音声を収録できます。

マイクそのもののの質も高いようですが、何より口から近い位置に設置できるので環境音を拾わないのがよいです。顔や体を動かしてもマイクとの距離が一定なのも安定した音に貢献しているかもしれません。

https://ja.rode.com/microphones/lavaliergo

 

5. RØDE Wireless GO

Wireless GO には親機(写真右)と子機(左)があって、親機を3.5mm音声ケーブルでPCに接続し、子機を襟元等に付けて使います。子機には無指向性マイクが付いているため、これを襟元にクリップするだけでワイヤレスマイクとして使えます。音質もよいですし、コードレスなので取り回しが便利ですが、いくら軽いといってもそのまま取り付けるとちょっと気になります。上の Lavalier GO とセットで使うのがよさそうです。

http://ja.rode.com/wireless/wirelessgo

 

このように聴き比べると、やはりカメラ内臓のマイクは少し音質が劣るかなという印象です(それでもPC内蔵のマイクよりは断然よいですが)。手軽さと音質のトレードオフなので、インターネット環境で音質が変化するZoom等を利用したオンライン会議では手軽さを優先して内蔵マイクを使い、YouTubeに上げるような動画や音声収録では少しでも高音質を求めてUSBマイクやピンマイクを使うという感じになるでしょうか。個人的には Blue のマイクが気に入ってるので、椅子に座って使う場合にはこれの出番が多いかもしれません。Wireless GO/Lavalier GO は動きがあるときによいので、黒板の前で講義をするような場合によさそうです。ただ、僕は講義を担当していないのでそれほど出番はないかもしれません。

大学での授業の話をすると、僕は少人数の英語科目を中心に担当していて、グループワークのような活動が多いです。ハイブリッド(ハイフレックス)授業では、教室にいる学生と、Zoomで参加する学生をつなぐ必要があるので、教室の中央近くに無指向性のマイクを置くような使い方が多くなります。これまでは Blue Yeti を持ち込んで、3mのUSBケーブルでPCに接続してきましたが、来年度はひと回り小さな Yeti nano を使おうと思っています(Yeti nano も指向性を切り替えることができるのです)。自分には Lavalier GO を付けておいて、2つのマイクを併用するといったことも考えてみます。

最後に、ここで紹介した録音サンプルはZoomで収録しました。同条件にするために一度に収録し、ローカルに保存したm4a形式の音声ファイルをAudacityで切り出してmp3形式で保存したものです。音量等の調整は行っていません。