タイミング

アマゾンより注文しておいた本(Second language needs analysis)が届く。一応執筆者の一人ということで、出版元である Cambridge University Press より献本(印税代わりですね)があることになっていたのですが、明後日の研究会もあることだし、少しでも早く入手しようと注文しておいたんです(もっとも、注文したのはまだ夏休み中だったので、出版がだいぶ遅れたんですね)。

ところが、大学に来てメールボックスを見てみると、アマゾンだけでなく Cambridge からも国際便で荷物が届いてるじゃないですか。「まさか」と思って開封するとやっぱり同じ本(笑)。しかもこちらはハードカバーとペーパーバックが1冊ずつ入っていたので、結果的に僕の研究室には同じ本が3冊並んでいます。執筆者一覧を見ると、僕も含めて21人もいるので、共同執筆というのもおこがましいわけですが(実際僕は第8章で使われているデータの収集、分析に携わっただけですし)、まぁよしとしましょう。

ちなみにこの本はなかなか面白いですよ。書名の通り外国語教育におけるニーズ分析がテーマなんですが、従来ほとんど見られなかった研究(分析)の方法論にも焦点が当てられ、興味深い知見が多く見られます。この本の編者でもあり僕の元師匠でもある Mike Long の書く文章は相変わらず直球勝負でとても明快で読んでいて心地よいです。彼は自分の主張をちょっと強引過ぎるぐらい前面に押し出してくるわけですが、文章の勢いもあって説得力があります。

この本が出版されて、日本でもある程度認知されたころに、日本の(特に大学レベル以上での)英語教育がどのように変わっていくのか、特に ESP (English for Specific Purposes) 教育の研究、実践者(自分も含む)がこの本の主張にどれだけ反応できるのか(またはできないのか)、興味深いところです。

本書についての詳細は Cambridge University Press のページでどうぞ。アマゾンでも注文できます(現在在庫1点のようです)。