久々にキタラに行って札幌交響楽団の定期公演を聴いてきました。(あらかじめわかっていたとはいえ)予想以上に長引く教授会が終わったのが 6:15。慌てて荷造りをしてタクシーを飛ばして会場に着いたのが 6:40。7時開演ということでほっと一息。シャンパンを飲みながら開演を待つ。会場はほぼ満席。メインのマーラーのせいか、フルートのエマニュエル・パユのせいか、当日券もないという完売だったようです。定期公演は基本的にいい席はシーズンチケットに割り振られていて、僕のように単発で出かける客はなかなかいいところに座らせてもらえません。今回は初の3階席、しかもうしろから5番目です。位置的にはセンター近くだったので響き的には満足でした。
前半のプログラムは、モーツァルトの小品の後イベールのフルート協奏曲。ソリストはエマニュエール・パユ。ものすごくよく通る音で、カデンツの部分では2000人以上を収容する大ホールの隅々にまで音色が染み渡りました。協奏曲の後のアンコールではドビュッシーの独奏曲。フルートソロを大ホールで響かせるってかっこいいです。
休憩後の後半はマーラーの5番。音楽監督の尾高忠明は毎年1曲のペースでマーラーの交響曲を取り上げていて、一昨年は9番、去年は6番を聴きました(来年は2番を取り上げるそうです)。マーラーの交響曲は僕的にも一番聞き込んでいるものであり、ライブでもこれまでに大規模な3番、8番以外は聴いてるし、5番については生で聴くのも今回が(多分)3回目。楽譜も持っていたりといろいろ思い入れのある曲ですが、その分自分のイメージというのができあがっていて、それと異なる演奏に抵抗感を感じてしまったりもします。
尾高さんの指揮はいい意味でオーソドックス。かといって無味乾燥とは程遠く、とても安心感のある演奏を期待できます。今回のマーラーも、最初の2楽章が僕のイメージより多少早めのテンポだったことを除けば、僕的にはとてもしっくり来る演奏でした。単なる良し悪しでなく、僕のイメージに近い演奏をしてくれるひいきの指揮者です。1つ1つの楽章の終わりなど、残響も含めた余韻を大事にしてくれる指揮もうれしいところ。
休憩も入れて2時間少々の演奏会に満足したあとで、中島公園を抜けてすすきのまで10分少々の散歩。寒かったです。ダイニングバーでマネージャーさんと話をしながらワインを飲みつつ旬の海の幸、山の幸をつまむ。風邪で2日ほど休肝日だったこともあってちょっと酔ったかなとも思いましたが、外食の機会もめっきりすくなくなっているので、もう1軒。すぐ向かいにあるKさんのバーに何ヶ月ぶりかでお邪魔する。同じ歳のKさんと互いの近況などを話しつつ、カクテルやらスコッチをいただく。
それほど飲んだわけではなかったと思いますが、それでも二日酔い。というわけで本日は休肝日でした。
この週末北海道は低気圧に包まれています。明日の日曜日も暴風雨とのこと。家の中でおとなしくしていようと思います。