今週は会議が毎日ひとつずつ。それ以外は研究室で仕事ができるので少し気が楽ですが、会議自体はひとつ2時間ほどかかるので、それはそれなりに大きな仕事であるわけです。
そんな中突然スペインからメール。ケンブリッジで出している某国際誌の査読依頼でした。ハワイで修士をやってたころだから、かれこれ10年近く前の研究に目を付けて連絡をくださいました。何の面識もない僕にこのような依頼をくれるわけですから、謹んでお受けしたところです。ここしばらくはそちら系の文献には目を通していませんが、幸い引用されている論文の大半はすでに読んだものだし、なんとかなるでしょう。日本の国内誌の査読と違い謝礼もない奉仕活動ですが(といっても国内でも大手は無報酬でした)、研究者としての社会貢献でもあるし、自分にとってもよい知的訓練の機会となります。
ところで、今日のタイトルの「志」ですが、残念ながら研究者としての高い志を謳ったものではありません。何の志かって、今飲んでいる日本酒の作り手さんの志です。15日の早朝に搾ったばかりの新酒が今日届きました。僕のお気に入りの長野県にある某ワイナリー(ちょうど今頃は南国を彷徨っているはずの四国のHさんにも送ったワインの造り手です)で小規模に作っている日本酒ですが、地元の美山錦を使い、無加工の地下水と酵母だけを使う酒です。造り手の志を評価して買っているわけですが、そんな背景情報など忘れてしまっても旨い酒です。今夜開けたのは、注文した6本の中でも一番すっきりしたものだと思いますが、甘い香りとふくよかな味わい、いいですねぇ。