(今年も)振りかえる

あっという間に今年も12月31日を迎えました。去年の今日、ブログで1年の振りかえりをしたので、今年もなんとなく書きましょう。

1年前の記事では、「来年こそは」書くぞと言ってたのに、終わってみればまったく実現せず、2015年に刊行された論文はなんとゼロ。ゼロです。トホホ。何を言っても言い訳になってしまうわけですが、この一年は学内のことがとても忙しくて、いくつかの独立した業務が複合的に襲いかかってくる感じで、研究のことに向ける気力がほとんど残らなかったというのが正直なところです。

ずっと札幌に引きこもっていてはいけないと、学会等にはなるべく行くようにしていたのですが、学内業務とスケジュールがぶつかることも多く、出張回数もJALのFLYONポイント(いわゆるマイルですね)も前年までよりだいぶ減りました。出張旅費がまだ余ってます。

2015年の発表・講演リスト(個人のもののみ)は次のとおり。数は少なかったのですが、新しいテーマを開拓するなど、自分の中では意欲的なものが中心だったと思っています。(この他にもCALL関係の共同発表者としてイタリアと金沢に連れていっていただき、おいしい料理を堪能あらたな人脈づくりをすることができました。共同発表者の田中さん、大西さん、ありがとうございます。)

最後の2つの発表・講演のタイトルにもあるとおり、今年後半には特にタスクに基づいた外国語教育(task-based langauagge teaching: TBLT)に時間を割きました。このテーマは、ハワイ大学の指導教官がその先駆者であり、僕も思うところがいろいろありますし、教育実践としてはもう10年以上取り組んでいるのですが、研究者としてこのテーマを扱うことはほとんどしてきませんでした。今年は JALT から「なんでも好きなこと話していいよ」という形で講演依頼があり、自分とオーディエンスの興味関心が一致しそうなテーマということで TBLT を選びました。その後別件でも TBLT の話をする機会を得たので、文献を読みなおしたり、自分の考えを整理したりすることに時間を費やし、その結果言いたいことややりたいことがかなり明確になったのは収穫でした。2016年は自分の(あまり多くない)研究資源を TBLT に重点的に費やし、学会発表や論文等の形で発信していこうと考えています。

あと1時間少々で2016年が始まるわけですが、学年暦が4月から始まる日本の大学で働いているの身分なので、これまで続いてきた各種業務の忙しさは3月まで続きます(一番重くしんどいのは1月で終わりますが)。客員先の大学院で修士論文の主査をつとめていますし、さらに別の大学から博士論文の副査を依頼されてもいるので、2月ぐらいまではそちらも大変そうです。ただ、3月までで任期の終わる業務がいくつかあるので、4月以降は今よりは自分の時間が多く取れるのではないかと期待しています。ということで、最後に研究関連の抱負を述べて締めくくります。

まず、上述のとおり2016年は TBLT に関する発信を積極的に行っていこうと思います。啓蒙活動というとおこがましいですが、そういう意味合いのことを考えています。関連して、特定目的のための英語教育(English for Specific Purposes: ESP)についても研究や発信を行っていく予定です。こちらは所属学部の英語教育とも密接に関わっているので、データ収集などがやりやすいかな。

もうひとつは、2016年こそは「書く」年にしたいということです。執筆計画を立て、およそのアウトラインまで作ったところで止まっている論文や実践報告が複数あるので、それをなんとか片づけたいです。その他にも、TBLT がらみでの書きことばでの発信もできれば。さらに別に共著で本を執筆していますが、こちらについてはのこり1章の締め切りが迫っていて焦ってます。ものを書くということはどうしても好きになれないのですが、やらなきゃね。

ということで主に研究面でのこの一年のまとめでした。実は学内業務の方がよっぽど波乱万丈なのですが、そちらについては書けないことも多いので省略。私生活でもいろいろありましたが、そちらも割愛。

今年もお付き合いいただきありがとうございました。2016年がみなさんにとって素敵な年でありますよう。

card2016

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