台湾ゼミ合宿

3月3日から6日の日程で、ゼミ生9名と一緒に台湾に行ってきました(写真は鼎泰豐本店の小籠包)。忘れないうちに備忘録をということで久しぶりにブログに投稿。

僕の担当しているゼミは英語演習Iという名前(2年生対象)。経営学部ですが英語を(も)勉強したいという学生が中心です。英語そのものが好きというよりも、英語を使うことが好きな学生たちで、一緒に海外に行きたいという声があったので企画しました。

目的地の決定

英語圏・非英語圏を含め、どの国に行きたいかを挙げてもらい、そこからいくつかをピックアップして3人のグループごとに割り当てました。しばしの準備期間を経てゼミの中でいくつかの候補地についてプレゼンをしてもらい、最終的に台湾に行くということで話がまとまりました。海外経験が豊富な学生はおらず、海外渡航は初めてか2度目という学生が大半(全員?)で、予算的にもスケジュール的にもあまり遠くないところでということで決定。

概要

はじめての海外という学生も多かったので、日本語の通じない環境に身を置くことや、日本以外の文化や生活を体感することを目的としました。その中で、日本のもの(文化、商品、店舗、企業等)がどの程度浸透しているのかを見ることもできたと思います。僕のゼミには12名の学生がいますが、都合により参加できなかった3名を除いた9名と引率の僕というグループでした。

基本方針

できるだけゼミ生に自主的に行動してほしいと考えて、旅行内容や日程については僕はあまり口を出しませんでした。全員で行動するときの目的地や日程についてはすべて学生が決めました。

台湾到着後も僕はできるだけ前に出ず、全員で動くところは僕もついて行き、グループに分かれるときは僕だけ個人行動にしました。万が一の事故対応のため、連絡用にということで3名の学生のスマートフォンのSIMロックを解除してもらい、桃園空港到着後すぐに僕のお金でプリペイドSIMを購入しました。300元(1,000円強)で5日間通信料無制限のプランで、時々3Gになることもあったけど、基本的には大体4Gで繋がって、九份まで行ったけど圏外になることは一度もありませんでした。桃園空港の出口に3社のブースが並んでいて、なんとなく真ん中の会社にしました(値段は3社とも横並び)。

費用

大学生協旅行部と相談し(ここだけは僕が窓口になりました)、3泊4日の日程で旅行保険込みで学生ひとりあたり6万円ほどでした(僕は一人部屋料金が追加されてもうちょっと高かったけど)。さらに大学の学生部で持っている国際交流補助費というのがあることを学部事務のTさんに教えていただき、渡航前日に学生にはひとりあたり1万円が支給されました。このお金は、学生主体の団体が(観光だけでなく)研修目的で海外に出かけ、専任教員が往復便も含めて同行することを条件に最大10名までがもらえるものです。

現地の食費や交通費は別としても、実質5万円での渡航ということで、国内旅行と変わらない費用で行けたのはよかったと思います。航空会社は台湾のエバー航空、ホテルは西門近く、龍上寺にも歩いていける距離でした。

合宿後

ただ行って終わりではもったいないので、ひとりひとりに事前にテーマを決めてもらいました(「看板」とか「コンビニで売っているもの」とか大げさでないもの)。台湾滞在中はできるだけたくさん写真を撮るようにと指示したので、帰国後にそれぞれのテーマでレポートを書き、4月にゼミが再開したところで発表してもらう予定です。合宿に行けなかったゼミ生もいるので、情報共有にもなることを期待。

おわりに

引率者という立場なので、事故なく全日程を終えられてほっと一息というのが正直なところです。もっとも、僕自身はじめての台湾だったので、ひとりで行動する時間も含めて楽しんできました(ビールとかビールとかビールとか)。そのあたりはまた後日にご紹介ということで。