ちょっと間が空きましたが、相変わらずの毎日を過ごしています。ここ2、3日はなかなかの大雪で、大きな通りは除雪こそ済んでいますが排雪(脇によけた雪をショベルカーと大型トラックで雪捨て場に持っていく工程)が追いついていないようで、車道と歩道の間には、人の背どころか2メートル以上の雪の壁ができています。
さて、今日は日本酒の話。今飲んでいるのは僕の実家から程近いところにある宮島酒店という小さいけれど志の高い造り酒屋の酒です。うまい日本酒といえば、一般に精米の度合いを高くして米の芯だけから作る、吟醸とか大吟醸というタイプの酒のことを指す場合が多いのですが、今飲んでいる「斬九郎」という酒の精米度合は80%。吟醸タイプの高い精米度合に対して敢えて80%で作るこの酒の心意気は次の通り:
酒呑百姓、呟く。何故かくも白く米を磨くのか。
我らが、地に這い蹲り、額に汗して作りし米をほとんど糠にして、
それで米の酒といえるのかと。
ならば米の力を信じ、敢えて磨かぬ酒を造ろう。
風土を感じる酒を造ってみせよう。如何かな、斬九郎「八十」。
とても旨い酒ですが、味の良し悪しとはまた別の次元でも味わい深い1本です。まったくの偶然ですが、つい数日前に注文した日本酒(こちらも長野県のもの)も、ほぼ同じコンセプトで敢えて米を磨かないという米作り、酒造りがコンセプトのもの。まだ届いていませんが、今から楽しみな酒であります。