(2016年8月追記)2016年に同じLET全国研究大会で類似のテーマのワークショップを行いました。情報も追加していますし、誤りも修正していますので、そちらをご利用ください。
このページは、2013年度外国語教育メディア学会(LET)全国研究大会中に行われるワークショップ「有意性と効果量についてしっかり考えてみよう」に関係する資料の保管・公開場所です。
ワークショップ中も含めて、Twitter 等でのシェアを歓迎します。また、@uranoken までメンションを飛ばしていただければ、できる限りお返事します。
当日の Twitter でのつぶやきのまとめを作っていただきました。後半部分が浦野担当ワークショップ関連のつぶやきです。ワークショップ内容の補足としてご覧ください。
スライド
効果量の計算のシート(Excelファイル。水本篤さん作成)—リンクが正しくなかったのを修正しました(2013.08.08)
参考文献(随時更新。書籍のリンク先はAmazonです。)
- 吉田寿夫 (1998) 『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』
- 大久保街亜・岡田謙介 (2012) 『伝えるための心理統計: 効果量・信頼区間・検定力』
- 竹内理・水本篤 (2008) 「研究論文における効果量の報告のために―基礎的概念と注意点―」『英語教育研究』31, 57-66. [PDF]
- 水本篤・竹内理 (2011) 「効果量と検定力分析入門―統計的検定を正しく使うために―」『外国語教育メディア学会 (LET) 関西支部 メソドロジー研究部会 2010 年度報告論集』, 47-73. [PDF]
- 竹内理・水本篤(編) (2012) 『外国語教育研究ハンドブック―研究手法のより良い理解のために』
ワークショップ概要(大会ウェブサイト)より:
「効果量(effect size)」ということばを目にすることが多くなりました。統計ソフトの中には有意性検定(「p値」の計算)とセットで計算してくれるものもあり、有意確率(p値)とともに効果量を掲載する論文も増えてきましたが、それが何を意味するのかについて本文でまったく触れない論文もあり、だったらなぜ載せるのだと疑問に思うことがあります。
本ワークショップは、効果量とは何か、有意確率との類似点と相違点は何かなどを考えることで、効果量の意味を理解することを第一の目標とします。その理解に基づいて、表計算ソフトや無料のウェブサービスを利用して実際に効果量の計算ができるようになることも目指します。
@maxrenne より深い理解のためには大久保・岡田 (2012) をオススメします。リンク先に他のものも含めた文献一覧がありますのでご利用ください。 http://t.co/KiVIK0mPWa