ウィルコム解約

2007年の夏にウィルコムのアドエス(advanced es: WS011SH)を購入し、メールの読み書き、スケジュール管理、簡単な文書作成(、会議中の内職)など日々の生活になくてはならない小道具として約2年半の間愛用してきました。アドエス以前にもシャープの PDA ザウルスにウィルコムの通信カードを挿して使っていたので、ウィルコムにはかれこれ6年ほどお世話になったでしょうか。通信速度は決して優れていませんでしたが、いつでもどこでも使えるので重宝してきました。

そんな長い付き合いのウィルコムですが、昨年末で解約することになり、今日正式な解約手続きの書類に判を押し、明日投函します。通話用にと持っていたソフトバンクの携帯を新しいスマートフォン X02T に機種変更したので、2台目として持っていたウィルコムを手放すことにしたわけです。

USB 接続できる通信(SIM)カードだけ別途契約して、それをアドエスに差し替えて使うことも考えたのですが(その場合2年契約なら月の使用料はわずか980円)、X02T の使い勝手が思いの外良くて、わざわざ2台のマシンを持ち歩く必要はないという結論に至りました。ウィルコムが発表した新機種(間もなく発売)の方向性が僕の求めていたものと違っていたのも、解約を後押ししたかもしれません。

ウィルコム(アドエス)にはだいぶ世話になりましたが、ここで一旦付き合いは解消です。X02T の基本性能は期待以上で、アドエスでやっていた作業はモデムとしての利用以外はすべて X02T がさらに上のレベルで対応してくれます。この投稿も X02T に Reudo の bluetooth キーボード(RBK-2100BTJ)を使って書いていますが、この程度の作業ならわざわざ PC を起動するのが面倒になるほどの便利さです。 これまでならノートPC を持ち出していた作業の大半も X02T でこなさせてしまう勢いです。

Google が新しいスマートフォン Nexus One を(アメリカで)発表し、それはそれで気になりますが、X02T の良さはアドエスで使い慣れた Windows Mobile のアプリケーションをそのまま移行できたことです(Windows Mobile 自体が好きというわけではありませんが)。使い始めて1ヶ月足らずでほぼ自分の希望通りのカスタマイズができたので、しばらくの間は X02T が僕の毎日の生活のサポートをしてくれでしょう。

ありがとうアドエス。ありがとうウィルコム。さようなら。