達成感

ちょいと何かを書くにはブログより Twitter の方が気軽なのでついついそちらが中心になってしまいます。

今日は授業や教授会、それに学生の面談などの合間にあれこれ仕事を片付けました。分刻みだったり、予想外のことがいくつか起こったりもしましたが、すべて何とか乗り切って今週の仕事はおしまい。われながら自分の有能さに(自己)満足した一日となりました。イヤハヤ疲れた。

今日の教授会で、ここ半年近く僕の頭の片隅から消えることのなかった懸案事項に筋道が立ちました。まだ全てが終わったわけではありませんが、僕のやるべきことはこれで終わったので、そういう意味でほっと一息です。

この週末は3連休。基本的には家族サービスで、合間合間に仕事をします。日曜の晩は、学会で来訪する長野のSさんとすすきのでいっぱい引っ掛けます。

anniversary

クラシック音楽を楽しむ人にとって、今年はいくつかの節目の年にあたり、そのうちの一つがマーラーの生誕150周年です。

僕が最も敬愛すると言ってもいいグスタフ・マーラーは、今からちょうど150年前の1860年7月7日に生まれました。中学生の時にまだ流通し始めたばかりのコンパクトディスク(CD)で交響曲第5番を聴いて以来20年以上の間、折りに触れて僕の心に安らぎを与えてくれるのがマーラーの一連の交響曲です。ここを見ている方の多くはこういう話に興味はないと思うので多くは語りませんが(興味のある方は言っていただければワイン片手に何時間でも語ります(笑))、これまでの人生の節目節目に聴いてきたのがマーラーの音楽です。2日ほど遅れましたが、生誕150周年を、交響曲第2番をこちらのDVD(アッバード指揮、ルツェルン祝祭管弦楽団演奏)で聴きながら祝福しています。

こういう音楽を聴いていると、無神論者(正確には不可知論者)である自分でも何か神秘的なものの存在を想像してしまいます。それは、ヨーロッパの小さな街の教会に立ち寄り、礼拝堂で感じる静かな空気の動きに似ているかもしれません。

こんなことを語るのは、おそらくワインを飲み過ぎたからだろうと考えつつ本日の投稿を終わります。

リラックス

水出しのお茶に最近ハマっています。ダージリンなら水200mlあたり茶葉を3gほど入れ、冷蔵庫で7時間ほど。金沢で買ってきた加賀棒茶(焙じ茶)なら、分量は同じで時間は3時間ほど。白ワイン用のグラスに注ぐとソーテルヌのような黄金色で、香りも高く甘みもあっておすすめです。ゆったりした気持ちにさせてくれます。

金沢からの出張後は、とにかくやらなきゃならないことをひたすら片づける毎日でした。相当忙しかったわけですが、締め切りがあったりスケジュールが決まっているような仕事は取りあえず一段落ついたかもしれません。今後はとっても長い to do リストの中から優先順位の高い順に少しずつ処理していこうと思います。

今日は教育大で仕事。2月に4日連続でやって疲れ果てた大学院の集中講義を、今年度は年数回に分散して行うことにしていて、今回はその第1回目。2週間後に学会発表を控えた院生さんが3人いたので、プレゼンを聞いてからコメントをする形。なんだか今週も学会に参加している気分になりました。

帰宅後は昼寝をして、暗くなる前に料理当番。昼寝をしなかった子分が眠たがっていたので、とりあえずパスタを作り食べ始めました。順番は前後しますがその後前菜のタコのカルパッチョ。ほんとはさらにヒラメの主菜を作るつもりだったんですが、なんだかお腹いっぱいになったので明日に持ち越しました。休肝日にしたこともあってなんとなく淡白な夕食となりました。

昨日は同僚のA先生に突然誘われ思わずワインをグイグイ飲んでしまいました。外で飲むと家で飲むよりついつい量が増えますね。

明日は家族サービスで買い物に付き合うのと、家で少々仕事の予定。今夜の続きで夕食はまた僕が担当することになるでしょう。

シェフうらの

夜更かししてます。何度か眠気が襲ってきましたが、返事を書きたいメールが何通かあったのでこの時間まで頑張っています。

今日は家族サービスデー。札幌駅方面に買い物に出かけ、できあがったスーツを受け取り、子どもと遊び、ラーメンを食べ、食料を買い込んで帰りました。夜は料理当番。父の日前日ということで前夜祭(?)。多めに作って父の日当日にも食べられるようにしました。

前菜はボタンエビとアヴォカドのタルタル。刺身用のボタンエビが安かったのでたくさん買い、15匹程度を水洗いした後で殻を剥いて1cmほどの大きさに切りました。アヴォカド1個を同じぐらいに切って、変色しないよう絞ったレモンでコーティング。種を取った(ホントは皮も剥いた方がいいと思います)トマト1個を1cm角に切って塩をしてから水気を切り、細かめのみじん切りにしたタマネギ(1/4個ぐらい)もすべてボールに入れて塩コショウで味付け。パセリで風味と彩りを添えて、オリーブオイルでマリネして完成。初めて作りましたがなかなか美味でした。

2皿目は子分の希望通りアサリのスパゲティ。いわゆるヴォンゴレ・ビアンコにミニトマト(トマトソースのようには潰さない)とケーパーで酸味を加えました。

メインは黒毛和牛スネ肉のシチュー。塩コショウ&強力粉をまぶした牛肉(500g)をフライパンで焼き、表面に火が通ったところで鍋に移します。赤ワイン(200ml)を入れて沸騰させ、その後デミグラスソース(2缶)と水(200ml)を足して、蓋をして2時間ぐらいコトコト煮込みます。次に大きめに切ったタマネギ(大2個)、ニンジン(1本)、ジャガイモ(小3個)をそれぞれ表面だけ焼いてから鍋に投入。今度は蓋を外してしばらく煮込んでから塩コショウで味を調整して完成。とても美味しくできましたが、これは素材と市販のデミグラスソースの手柄なのであんまり手料理とは言えないかもしれませんね。

前菜とシチューは明日(というか今日)の分まであるので、自分で父の日を祝う感じになります(笑)。前夜祭ということで先日飲んだばかりのクレマンをまた抜栓。やっぱりうまい。

注文しておいたワインが夕食前に届きました。前述のクレマン6本と同じ作り手の白ワインを3本。これでセラー内の在庫が28本になりました。満席です、ハハハ。いざという時のプレゼント用に確保してあるシャンパーニュや長期熟成用の赤ワインが何本かあるので、28本すべてをいつでも飲めるというわけではありませんが、それでも赤白泡の選択肢がイロイロあるのは楽しいです。ありがたいことです。

さて、そろそろ寝ます。日曜は溜まった仕事を片付けます。休日出勤になるかな。

ささやかな楽しみ

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運営委員としての結構過酷な出張を終え、体調を崩しながらも火・水の5コマの授業を終えて現在に至ります。金曜にも1つ授業がありますが、今週の残りは学内某業務の作文と来週末の学会出張がらみの仕事に費やすことになりそうです。返事をしたいメールも何件かあるし、月末締め切りの論文査読もあるし、なかなか休めません。

そんな僕を癒してくれるのは、(愛する家族と愛犬の笑顔を除けば)お気に入りのワインを開けること。僕がずっと贔屓にしていて、実際僕の体の何パーセントかはここのワインでできていると思われるブルゴーニュのとある作り手がスパークリングワイン(しかもブラン・ド・ブラン)を作っていることを最近知って、今夜はそれを抜栓しました。コルクを抜いた瞬間から広がる心地よい香り。口に含むと体中に広がる甘美な後味。お気に入りのスパークリングがまた一つ増えました。

セラーには同じものがもう1本入っていますが、これは早速追加注文をしないといけません。小さな作り手だし、入手できなくなる前に買い占めた方がいいかな(そんな財政的余裕はない)。

そうこうしているうちに1本空いてしまいそうなイキオイです。幸せだ〜。

30分後に追記。買い占めは無理でしたが、早速このブラン・ド・ブランを6本(と同じ作り手の白と赤を3本)注文しちゃいました。いつもは相棒の許可をもらってから注文ボタンを押すんですが、今夜は省略。明日の朝告白するのがコワイ。

こちらの2006年ビンテージは生産量が4,000本だそうで、僕の入手分(最初に買ったのと合わせて)8本では買い占めとは言わないか。でもまぁ個人で全生産量の0.2%を飲み干せば、それはそれですごいことか。

朝から晩まで

前回の更新から1週間以上が経過してしまいましたが、この間に2回も体調を崩し、なかなかしんどい日々を過ごしていました。5日の夜から悩まされた腹痛は結局水曜まで続き、火曜日には久しぶりに休講にして休んでしまいました。水曜の夜には良くなりましたが、今度は出張中の土曜日(12日)の午後から今度は寒気と節々の痛みに悩まされ、昨日は一日ほんとしんどかったし、月曜の今日は昼ごろまで寝て過ごしました。大分調子は良くなってきましたが、鎮痛剤を飲まないとまだしんどいです。

先週末(土日)は日本第二言語習得学会に参加するため岐阜に滞在しました。金曜の運営委員会に出席するため、朝は5時起き、8:10発のフライトという結構しんどいスケジュール。夜は運営委員と基調講演者の Vivian Cook ご夫妻と一緒に鵜飼い見物(楽しかった)。その後ホテルで12時頃まで宴会が続きました。

土曜は6時前には起床して、8時には会場の岐阜大学に到着。学会・懇親会・2次会と続いてホテルに戻ったのは11時。ホテルで鎮痛剤をもらって飲んだものの翌朝まで寒気と関節痛に悩まされました。

日曜も6時過ぎには目を覚まし、朝食の後また鎮痛剤をもらってから岐阜大学へ。その日のうちに札幌まで戻る予定だったので、4時頃に会場を後にしました。自宅マンションに戻ったのがよる11時頃。疲れなのか病気なのか、とにかくしんどかったです。

明日・明後日と授業中心のスケジュールで、それ以外は来週末の学会のための準備。今度の学会は金沢ですが、会議やらフライト(羽田経由)の都合やらで4泊5日のちょっと長い日程です。それまでにも学内の業務がいろいろあるし、また体調を崩さないようにしないといけません。

明日の授業の準備は(先週休講にしてしまったこともあって)もう終わっているので、今日はこれからサッカー観戦です。

金曜の仕事

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今週もなんとか乗り切り、コーヒーを飲みながらほっと一息ついています。今日は午前中に授業がひとつあって、午後は研究室で某学内業務をしたり、学生の訪問や外からの電話を受けたり。

4時頃になって研究室を逃げ出してあとにして、某珈琲店で某ジャーナルの査読のお仕事。そして現在に至ります。

金曜の午後に入っていた授業の担当が5月で終わったし、今週は教授会もないので心穏やかに過ごすことのできる金曜日になりました。明日は家族サービス。某所でミッフィーのステージがあるらしいのでそれに出かけ、買い物をして夜は料理当番の予定。注文したワインが明日届くのが楽しみではありますが、到着してすぐに開けるのはかわいそうなので、セラーでしばらく休ませます(明日は在庫のうちの1本を飲むということです)。

午前中は雨が降っていましたが、今は止んでいます。窓の外を歩く人たちも傘はさしていませんが、薄手のコートを羽織っている女性を結構見かけます。もう6月なのに。

食育

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子どもは大人の真似をしたがります。うちの子分も、僕が赤ワインをワイングラスで飲んでいれば、同じグラスでブドウジュースを飲みたがります。さすがに3,000円のグラスを使わせるのはリスキーなので、小ぶりのリキュールグラス等脚つきのグラスを使わせています。

グラスなどは100円ショップに行けば結構ごまかしのきくものが手に入りますが、なかなか見つからないのが子供用のナイフでした。ずいぶん前に子ども用のフォーク・スプーンのセットを買い与え、3歳のころから見様見真似でスパゲティをクルクル巻いたりしながら楽しく食べていますが、僕たちがフォークとナイフで肉や魚を切って食べるのを見て、ぜひそちらも同じがいいと主張するようになりました。

デパートなどあちこちの食器売場を探したのですが、これといったものが見つかりませんでした。すでにフォークとスプーンはあったので小ぶりのナイフだけでもと思ったのですが、バターナイフのようなものは見つかるものの、肉や魚を切るという用途の子ども洋食器は店頭には並んでいません。そんな中、ネットの検索でナルミのこちらのセットを発見。アマゾン経由で購入して使っています。

贅沢をさせるという意味ではないですが、子どもだからといっていつもおもちゃで誤魔化したりはせず、できるところは本物を見たり使ったりさせたいと思っています。そんな中でこちらの商品にはとても満足しています。子ども用とはいえ、ステンレス製でしっかりなじむ程度の重さがあるし、肉などの食材を切るというナイフ本来の機能もきちんとしています。可愛らしいデザインになっていますが、手になじむことを考えられたデザインのようです。

ナルミといえばカップ類のイメージが強く、実際うちにもコーヒーカップがあったりしますが、カトラリーもしっかり作っているんだと感心しています。

まったり

今週は結構忙しかった。授業の他にも会議や業者との打ち合わせ、それに学生の面談等々。今年は重たい委員会業務が減って少し余裕ができるはずだったのですが、何のことはない、別の仕事が入っただけでした。今週からまた新たに学内業務がひとつ始まったし、1ヶ月後には人事関係の仕事が重くなります。

週末はできるだけ仕事から離れたいと思っているので、今日は家族サービス。駅前に出かけてラーメンを食べたり、ゲームをしたりして過ごしました(合間には久しぶりにスーツを作りに行ったり)。帰宅後は料理当番。今夜はスペイン料理。ラ・マンチャ風野菜のトマト煮込みと十勝産豚ロース肉のソテー、オレンジソース。あとは子分のために鶏肉とゴボウのスパゲティ。

スペイン料理ということでカヴァでも飲もうかと思いましたが、在庫がなかったのでいつものオーストラリアのスパークリングを抜栓。途中からブルゴーニュの白に移行して、ワイン的には満足満足。そんな感じで現在に至ります。

さて、今日のタイトルですが、うちの子分が今日のたまった一言です。買い物の最後に夕食の食材を買おうと思ったのですが、「みーちゃんはここでまったりしたい」といって僕と一緒にデパ地下に行くことを拒んで、結局相棒と妹分と一緒に日の当たるベンチで文字通りまったり過ごしていました。4歳児が「まったり」をどの程度実感してるかわかりませんが、使い方はそれほど間違っていなかったようです。

完全に仕事を忘れた一日にしたかったんですが、夕食前に1時間ほど書斎で仕事。明日もできれば仕事をしたくないのですが、そうもいかないので合間合間に時間をみつけてがんばります。ほんとに仕事を忘れてゆっくりできるのはいつのことでしょうか。

レシピ

本日2度目の投稿です。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番の第2楽章がとても好きなのですが、今から200年も前にこんな曲が生まれたということを感覚的に理解するのはとても難しいです。

さて本題。今週末も家族サービスに費やしました。土曜日は2つのモールに出かけて遊んだり食事をしたり。夜は料理当番で相棒や子分が好きそうなものを作りました。前菜は黒ゾイのカルパッチョ。2皿目は子分のために鶏肉とゴボウのスパゲティ。メインは(安売りだった)平取産和牛ヒレ肉のタリアータ。こちらは金曜に職場の仲間と飲みに出かけた店で飲んだ牛肉の炭火焼がとても美味しかったのでその(部分的)再現。

土曜日の家族サービスでぐったりしたため今日の午前中はほとんど稼働せず。午後になって研究室に出かけて3時間ほど仕事をして、帰宅後は今夜も料理当番。昨日と雰囲気の違うものを作ることを心がけました。前菜は本マグロと行者にんにくのタルタル。こちらも金曜に食べた一皿の再現で、結構気に入ったので記憶が薄れないうちに試してみました。行者にんにく(本州ではあまり見かけないかもしれません)を荒めのみじん切りにしてから塩・胡椒とレモン汁で味をつけ、隠し味に醤油を少々たらしてから絞ったレモン汁でマリネします。1cm角より少し大きめに切ったマグロを味のなじんだ行者にんにくで和え、オリーブオイル少々を馴染ませて完成。冷蔵庫でしばらく冷やしてサーブしましたが、店で食べた物より色合いはちょっと悪かったですが(オイルのせいかな)、味的にはいい感じで再現できました。

2皿目はトマトのポタージュ。前にレシピを公開しましたが、簡単なわりに何度作っても美味しいです。

メインは昨日の残りの黒ゾイを使った一皿。カレー粉を加えた香草パン粉を乗せてグリルしました。パン粉にニンニクのみじん切り、乾燥ハーブ類(今夜はパセリ、オレガノ、タイム、ローズマリー)、それにカレー粉(と塩・胡椒)を和えてオリーブオイルを回しかけて練り、皮を引いて塩で下味を付けた刺身用の黒ゾイの切り身の片面に塗ります。これをグリルで焼いて完成。はじめて作った自己流料理でしたがなかなかいけましたよ。ソイでなくても白身の魚なら何でもいけそうです。

昨日開けたオーストラリアのスパークリングワイン(ロゼ)とともに美味しくいただきました。ここのスパークリングは白、ロゼともにとても気に入ってます。1本1,500円程度なので、長年我が家のハウスワインのスパークリング部門担当です。

さて、明日からまた仕事です。今週は学外の仕事である程度見通しを立てないといけないものもあるのでがんばります。