Office 2008/2011 for Mac でフォント置換の動作が異なる

Windows 用の Office で作ったファイルを Office for Mac で開くとき、Windows にあって Mac にないフォントは自動的に似たフォントに置き換えられるようになっていますが、Office 2008 と 2011 でデフォルトの置き換えフォントが異なるために、2008 と 2011 で同じファイルを開くと見え方が変わってしまうという現象に遭遇しました。

Microsoft のサポートに電話をしながら自分でも色々試してみたのですが、半分自力で対応策を見つけたので備忘録代わりにメモします。Twitter で書こうと思ったら、140字ではとても収まりませんでした。

以下 Word 2011 での作業です。

まず、Mac に存在しないフォントを使ったファイルを開きます。次に「表示」>「互換性チェック」と進みます。

下のようなウィンドウが表示されるので、「フォントが置換されています」を選択し、「説明」欄に表示される「[フォントの置換]ダイアログボックスを開きます」というリンクをクリックします。

次に表示される「フォントの置き換え」ダイアログ(下図参照)で、使用できない(Mac が持っていない)フォントをどのフォントに置き換えるかを設定できます(右下の「代替フォント」を変更する)。

僕がよく使っていた「HGSゴシックM」というフォントは Mac にはなかったんですが、Office 2008 ではこれを自動的に「MS ゴシック」に置き換えていたので、見た目的にもそれほど違和感がありませんでした。ところが、Office 2011 ではなぜか「MS 明朝」に置き換えていたために、2008/2011 の間で見た目が大きく変わってしまったというわけです。

これで一旦設定すると、今後同じフォントは全てここで設定したフォントで置き換えられるようです。原因がわかるまで Office 2008/2011 を共存させていたのですが、これで安心して 2008 を削除できます。

Kindle 3 でワード文書を無料で変換&転送

Kindle には、ワードなどの文書を所定のアドレスへのメールに添付するだけで自動的に Kindle 形式(.azw)に変換してくれるサービスがあります。この利用するには、amazon.com の Your Account > Manage Your Kindle にて自分専用のメールアドレス(XXXXX@kindle.com)を確認し、そちらに添付ファイルを送るだけです(XXXXX には Amazon.com が割り振った自分のアカウントが入ります)。

気をつけなければならないのは、XXXXX@kindle.com に送ったファイルの変換には、ファイルサイズあたりの従量制料金(1MB あたり $0.99)がかかることです。お金をかけずに変換したい場合には、アマゾンが用意している無料変換サービスを使うことが可能で、その場合には XXXXX@free.kindle.com と”free” を追加したアドレスを使います。

Kindle 2 までは、free のアカウントに送ったファイルについては、PC を利用して変換されたファイルをダウンロードして、それを USB 経由で Kindle に転送するという作業が必要だったそうですが(有料サービスとの差別化ですから仕方ないですね)、Kindle 3 になって、3G 回線ではなく無線LAN(WiFi)を使うことで、転送まで含めて自動で行うことが可能になりました。

Kindle 3 WiFi では、こちらのブログで紹介されているように、”free” の付かないアカウントに送っても、無線LANを通して自動的に Kindle 本体に変換されたファイルがダウンロードされるようです。僕が使っている 3G 版の Kindle 3 については、以下の方法で無料での自動転送が可能です。Kindle 3 WiFi でも同じはずですが、僕は持ってないので確認できていません。

手順は至って簡単です。Kindle に転送したいファイルを XXXXX@free.kindle.com (”free” を付けることに注意)に添付ファイルで送ります。ちょっとすると Amazon より “Your Amazon Kindle documents are here” という件名のメールが届きます(ここまではこれまで通りで、変換されたファイルをPCでダウンロードすることも可能です)。

次に、Kindle 3G を無線LANのアクセスポイントに接続します(別に繋ぎっぱなしでも問題ありません)。僕は自宅で繋いでいますが、普通の電子機器同様、一度設定したアクセスポイントは覚えておいてくれます。アクセスポイントが見つからないときは 3G 接続で、アクセスポイントを発見次第自動的に WiFi に切り替えてくれます(ちなみに本体の “Turn Wireless Off” をすると、無線と 3G の両方から完全に切断されます)。

XXXXX@free.kindle.com に送ったファイルは、無線LANに接続された状態の Kindle 3 が自動的にダウンロードしてくれます。というわけで Kindle 2 までは USB 経由での転送に使われていた free のアカウントが、WiFi 経由で自動転送をするために使えるわけです。

Amazon 的には、ファイルの変換サービス自体は無料で、ファイル転送に 3G 回線を使うときだけ回線使用料として料金を徴収するということですね。

以下、Amazon.com のヘルプより該当部分の抜粋です。元のページは http://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html/ref=hp_k2land_trans?nodeId=200505520 です。

Sending Personal Documents to Kindle

Kindle makes it easy to take your personal documents with you. Each Kindle has a unique and customizable e-mail address you can set on your Manage Your Kindle page. You can send unprotected Microsoft Word, PDF, HTML, TXT, RTF, JPEG, GIF, PNG, BMP, PRC and MOBI files to your Kindle e-mail address.

To access your personal documents on your Kindle, send attachments to your Kindle’s e-mail address (“name”@free.kindle.com). The files will be sent to your Kindle via the Wi-Fi connection and also to the e-mail address associated with your Amazon.com account at no charge.

To have your PDF documents converted to Kindle format so you can take advantage of functionality such as variable font size, annotation, Text-to-Speech, etc., type “Convert” in the subject of the e-mail when you submit your personal document to “name”@free.kindle.com. Image-heavy PDF files are presented in landscape orientation and don’t work with devices that have auto-rotation, so those will be delivered in the Kindle format.

You can also transfer personal documents to your Kindle at no charge using your USB connection.

Kindle 3 用に文庫本をスキャンしました

(2011年1月18日に、PDF の余白をカットする方法など追記しました。)

基本的には英語の書籍や PDF の論文を読むために購入した Kindle 3 ですが、せっかくこういう「おもちゃ」を買ったんだからイロイロ試してみたいということで、夏休み中に読もうと思って買った文庫本を1冊解体&スキャンしてみました。

目標はあくまで作業の簡潔化。質にこだわればできることはたくさんあると思いますが、もともと安価で印刷の質のそれほど高くない文庫本を手軽に Kindle で持ち出すことを念頭に置いているため、とりあえずストレスを感じない程度に読めればよしとします。というわけで以下行った作業手順(備忘録)。

  1. 本の裁断。文庫本なので普通のカッターナイフで切っちゃいました。下にゴムの台を敷いて、プラスチックの定規を当てて端から3ミリ程度のところをカッターでギシギシと切っていきます。切り進めるにつれて微妙に(1ミリぐらい?)サイズがずれてきますが気にしない。
  2. スキャン。何年か前に購入して仕事で重宝している ScanSnap S510 に放り込みました。設定は「スーパーファイン、白黒」、サイズはカスタムでほぼ実寸(A6サイズの文庫本の横が少し短くなっているので、102mm×自動にしました)に設定。あとは50枚ぐらいずつフィーダーに乗せて、継続スキャンで1冊分を読み込みます。
  3. スキャンした文書はOCRをせずにそのままPDF形式で保存(ScanSnapのソフトが自動でやってくれます)。OCRはしませんが、微妙に斜めだといやなのでそこだけはスキャンの段階で自動的に調整。

作業はこれだけ。できあがったPDF(ファイル名は日本語でOK)をUSB経由で Kindle 3 の documents フォルダに放り込めばもう読めます。実際に読み始めましたが、文庫本サイズだとPDF化したら6インチ画面にはピッタリです。時々ちょっと縮小された感じのページ(余白の調整がうまくいっていないのかな)が紛れ込んでいるのがちょっと気に入りませんが、読書の妨げにはならない程度。

(2011年1月18日追記)上記の現象を回避するには、スキャンしたPDFの余白をギリギリまでカットしてしまうのが良いようです。Adobe Acrobat (注:Adobe “Reader” ではない)には「トリミング」という機能があり、上下左右の余白についてそれぞれ「何ミリ」といった形で設定することで一気に余白を切り取ってくれます。また、PDF Scissors という無料のソフトを使うと、実際にPDFファイルを見ながら四隅をマウスで調整する形でより直感的にトリミングを行うことが可能です。PDF Scissors は JAVA で動くプログラムです。JAVA Runtime Environment がインストールされていれば Windows でも Mac でも問題なく動作します。

電子インクの技術はたいしたもので、読んでいるうちに「これは紙の本ではない」という事実が意識から消えてなくなります。

(2011年1月18日追記)もし文字が薄いと感じるようなら、Kindle の “AA” キーを押して “Contrast” の設定を default から darker にすると見やすくなります。

ハードカバーの本だと価格的にも厚さ的にもこの方法で電子化するのは躊躇しますが、文庫本ならちょくちょくスキャンして Kindle で読むというのも悪くないですね。

もっとも、この Kindle は研究のために論文や本を読むことを念頭に買ったので、息抜きの読書があまり気軽にできてしまうのは考えものですが。

代替措置

夜は眠くて寝てしまうし、昼間は結構忙しいし、ブログを書くような時間帯にゆっくりPCの前で時間を取ることがなかなかできていません。その代わりに twitter でつぶやく回数が多くなってるので、ブログの方にも1日1回つぶやきをまとめて投稿の形で流すことにしました。使っているのは Twitter Tools というプラグインで、これまでもブログの投稿を twitter に流す目的で使ってきたものの用途拡大です。夜11時59分にその日一日のつぶやきをまとめて投稿する設定にしてあります。

もともとブログのサイドバー(ページ右)にも最近10件のつぶやきを表示するようにしてありますが、これだと RSS フィードには反映されません。Google Reader 等でぼくのひとりごとを読んでくださっている方のことも考えての対応です。

今のところは古いつぶやきが上になるように設定してありますが、逆のがいいかなぁ。ご意見ありましたらお知らせください。

WordPress を 3.0.1 にアップグレード

ダッシュボードに更新通知が来ていたので、いつもどおりのアップグレード。まず、エクスポート機能を使って過去の全投稿&コメントを xml に書き出してバックアップ。その後更新ボタンをクリックするだけで終了。問題なく動作しています。

Version 3 からマルチユーザー/サイト版(WordPress MU)と統合されたとのことですが、そういえば複数のブログを作成する機能ってどこにあるんでしょうね。未だに 2.9.2 を使っている授業用の WordPress MU を最新版にアップグレードしてみればわかるのかな。授業のために複数ブログを立ち上げて使っていることもあって、こちらの方は学期中にはできるだけアップグレード作業は行わないようにしていますが、間もなく夏休みに入るのでそこで更新しようと思っています。

WordPress 3.0

こちらのブログで使っている WordPress がいよいよ新バージョン 3.0 になりました。メジャーアップデートではありますが、通常通り全投稿のエクスポートとデータベースのバックアップを取った後で自動アップグレードボタンを押して作業は完了。

今のところ見た目はほとんど変わらず、動作も問題ないようです。こちらのビデオ(英語)を見たらいろいろ新しい機能が加わっているようですが、僕にとって何より気になるのは、WordPress MU との完全統合。これで通常の WordPress を1つインストールするだけで複数のブログを作成&管理できるようになったそうです。僕は仕事(授業)で WordPress MU を使って5つのブログを利用していて、その他にもこのひとりごとの他いくつかのブログを通常版の WordPress を複数インストールする形で利用してきましたが、今後は時間をみつけて整理しようと思います。

まずはアップグレードの確認報告まで。

https://videopress.com/v/wp-content/plugins/video/flvplayer.swf?ver=1.21

WordPress を 2.9.2 にアップグレード

ここしばらく仕事で忙しく、新しい版が出たのを知りながら数日間放置していました。やっと時間が取れるということでアップグレード。

投稿のバックアップはプラグインを使って定期的に行っているので、今回は WindowsMobile のスマートフォン(X02T)のウェブブラウザからアクセスして更新手続き。ボタンクリックだけなので、PC を使わなくても問題なくアップグレードができました。

SimplePie での時差の調整

サイトのトップページにこのブログの最近の投稿を表示するように設定したことは以前に書きましたが、投稿日時が日本時間でないまま放置していました。そのうち直そうと思って忘れていたのを先ほど修正したので報告。

基本的には PHP で SimplePie を呼び出す前に次の1行を追加するだけでした。

date_default_timezone_set(‘Asia/Tokyo’);

これは PHP 5.1 以降で使える機能だそうですが、なんだかあまりに簡単な作業だったので、だったらもっと早く手をつければよかったと今更ながら思います。

ちなみに参考にしたのはこちらの公式サイトの情報でした。